| タイトルコード |
1000100811520 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
『源氏物語』庭と邸宅 |
| 書名ヨミ |
ゲンジ モノガタリ ニワ ト テイタク |
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想定配置図私案 |
| 叢書名 |
新典社研究叢書
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| 叢書番号 |
329 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
加藤 伸江／著
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| 著者名ヨミ |
カトウ ノブエ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
新典社
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| 出版年月 |
2020.5 |
| 本体価格 |
￥１０２００ |
| ISBN |
978-4-7879-4329-3 |
| ISBN |
4-7879-4329-3 |
| 数量 |
350p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
913.36
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| 件名 |
源氏物語
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| 個人件名 |
紫式部 |
| 内容紹介 |
土木建築の知識や図面製作の技術を持つ著者が、「源氏物語」の特質を物語の舞台となった建築や庭園から考察。物語に描写される空間を、具体的な数値を入れて図面化する作業の成果をまとめる。 |
| 著者紹介 |
広島県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。同大学キャリア・アドバンスメント・プロジェクト(CAP)研究員、尾道市立大学非常勤講師。 |
| 目次タイトル |
序論 |
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第一編 六条院の庭の想定 |
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第一章 明石の御方の町に池はあったか |
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はじめに 一、冬の町の池の有無についての先行論 二、明石の御方の住まいの変遷 三、冬の池を鑑賞する伝統からの想定 四、池はあったか 五、対の配置の想定 おわりに |
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第二章 春の町と秋の町の池の差異 |
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はじめに 一、舟遊びの会場 二、中宮御読経の会場 三、春の町の池を広く取る方法 四、池の面積・深さの想定 五、隔ての関の幅 おわりに |
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第三章 秋の町の滝についての考察 |
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はじめに 一、先行想定配置図における滝の想定 二、京都の地盤高を考慮した滝の位置 三、六条の古宮のありさま 四、『作庭記』滝の項に「不動明王」とあること 五、『源氏物語』や和歌に詠まれる滝 おわりに |
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第四章 春の町の遣水経路の想定 |
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はじめに 一、春の町の遣水と蹴鞠の場 二、先行想定配置図の遣水の経路 三、春の町の遣水の「行きあひはれ」た場所 四、夏の町の遣水 おわりに |
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第五章 築山の高さの想定 |
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はじめに 一、築山に関する物語本文の整理 二、隔ての関の築山の形態 三、池の掘削土を流用した春の町の築山 おわりに |
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第二編 六条院の邸宅の想定 |
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第一章 儀式における六条院の入口 |
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はじめに 一、六条院における儀式 二、秋の町会場の儀式 三、夏の町会場の儀式 おわりに |
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第二章 六条院の馬場殿の規模 |
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はじめに 一、馬場殿の規模 二、馬場殿の位置 三、馬場および厩の形状 四、中の廊の壁を崩すこと おわりに |
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第三章 妻戸の間と隅の間の相違 |
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はじめに 一、妻戸の間 二、妻戸 三、妻戸の出入り時分 四、野分巻の隅の間 五、妻戸の間と隅の間の相違 おわりに |
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第四章 若宮誕生後六日目の移動 |
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はじめに 一、「儀式なきやうなれば」の解釈 二、産所が冬の町へ移動した経緯 三、若宮誕生後六日目の移動 四、産穢間の移動 五、冬の町が産養七夜の会場にふさわしくない理由 おわりに |
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第五章 蜻蛉巻における女一の宮を垣間見た場面の検討 |
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はじめに 一、女一の宮を垣間見た場面の先行研究 二、馬道の構造 三、女一の宮の居所 四、法華八講の場としての六条院春の町 五、薫のたどった経路 おわりに |
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第三編 周辺地(須磨・宇治)の想定 |
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第一章 茅屋は源氏の造営か |
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はじめに 一、茅屋という住居 二、須磨の住居は源氏の造営か 三、須磨の住居の想定 四、明石浜の館との比較における須磨の住居 おわりに |
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第二章 宇治八の宮邸の構造についての再考 |
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はじめに 一、八の宮の居所は西の廂なのか 二、一つの建物を二分しているか 三、宇治八の宮邸の晴側 四、「水にのぞきたる廊」 五、川ぞひ柳 おわりに |
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第三章 浮舟巻「橘の小島」の位置 |
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はじめに 一、先行研究における「橘の小島」の位置 二、他文献による位置の想定 三、穏やかな水面の描写 四、宇治川の急流 五、「橘の小島」はどこか 六、「橘の小島」までの距離 おわりに |
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付説 |
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第一章 六条院に影響を与えた河原院の池とは |
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はじめに 一、河原院の池の描写の変遷 二、潮水を運んだ伝承 三、尼崎琴浦神社 四、六条院の池では鮒が採れたこと 五、塩竈の浦の景の踏襲 おわりに |
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第二章 「町」・「間」の読み方の考察 |
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はじめに 一、先行研究 二、伝本の表記 三、「四町を占めて」の解釈 四、『うつほ物語』伝本の表記 五、「間」の読み方 おわりに |
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終論 |
