タイトルコード |
1000100844076 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
子ども虐待防止支援の実証分析 |
書名ヨミ |
コドモ ギャクタイ ボウシ シエン ノ ジッショウ ブンセキ |
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近代家族イデオロギーを超えて |
叢書名 |
MINERVA社会福祉叢書
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叢書番号 |
66 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
栗山 直子/著
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著者名ヨミ |
クリヤマ ナオコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2020.9 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-623-08850-8 |
ISBN |
4-623-08850-8 |
数量 |
11,197p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.4
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件名 |
児童福祉
児童虐待
家族関係
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注記 |
文献:p141〜149 |
内容紹介 |
近代家族イデオロギーからの脱却を目指して-。子ども虐待のケースをグラウンデッド・セオリー・アプローチで分析し、発生のメカニズムを明らかにするとともに、家族内部に目を向けることの重要性を説く。 |
著者紹介 |
1971年兵庫県生まれ。関西学院大学大学院人間福祉研究科博士課程修了。博士(人間福祉、関西学院大学)。追手門学院大学経済学部准教授。編著に「児童福祉論」など。 |
目次タイトル |
第1章 近代家族イデオロギーという呪縛 |
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1 近代家族イデオロギーとしての母親規範 2 規範としての近代家族 3 母子関係にかかる規範 4 母性規範が生じさせる母子の囲い込み現象 5 近代家族の限界 |
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第2章 「母性的な母親」と「滅ぼそうとする母親」 |
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1 母性の持つ両義性 2 母子の愛着関係について 3 母親役割を主体的に選択するということ |
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第3章 近代家族イデオロギーによって急かされる「自立」 |
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1 甘えの剝奪について 2 段階的な甘えの発達 3 甘えられないことが乳幼児に与える影響 4 乳幼児にとっての甘えさせてくれる存在 |
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第4章 母親役割と意味づけに関する調査 |
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1 母親役割の固有性をめぐって 2 保育所・幼稚園児の母親に対するアンケート調査 3 3つの母親役割アプローチ |
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第5章 子ども虐待の一因としての近代家族イデオロギー |
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1 性別役割分業の壁からくる母親の孤立 2 近代家族の特質 3 近代家族規範の影響についての調査 4 近代家族規範と虐待の関連について 5 近代家族規範の呪縛から逃れるためには |
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第6章 近代家族イデオロギーからの脱却 |
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1 近代家族イデオロギーによって引き起こされる家族の中での支配 2 脱近代家族イデオロギー 3 家族多様化の視点 4 多様な家族のあり方を認め合う子育て社会の構築に向けて |
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補章 もう1つの社会的養護 |
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1 NZ式「子どものウェルビーイング」 2 近代家族イデオロギーを超越する社会づくりの歴史 3 児童相談機関(Child Youth and Family) 4 祖父母による代替養育 |