タイトルコード |
1000100851736 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
キリスト教思想史の隠れた水脈 |
書名ヨミ |
キリストキョウ シソウシ ノ カクレタ スイミャク |
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フィオーレのヨアキムからニーバーへ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
安酸 敏眞/著
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著者名ヨミ |
ヤスカタ トシマサ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
知泉書館
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出版年月 |
2020.11 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-86285-323-3 |
ISBN |
4-86285-323-3 |
数量 |
16,372,13p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
191.02
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件名 |
神学-歴史
哲学者
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注記 |
文献:p357〜372 |
内容紹介 |
無名の思想家に光をあて、知られざる思想上の貢献を紹介。またレッシングやトレルチ、ニーバーなど周知の思想家についても、見過ごされてきた側面に注目し、思想史上の新たな意味を掘り起こす。 |
著者紹介 |
1952年生まれ。京都大学大学院博士課程およびヴァンダービルト大学大学院博士課程修了。Ph.D.。京都大学博士(文学)。北海学園大学学長。著書に「欧米留学の原風景」など。 |
目次タイトル |
第一章 思想史の裏街道 |
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一 思想史とは何か 二 <表街道>と<裏街道>の違い 三 思想史の隠れた水脈 四 ホモ・ヴィアトール(旅する人) 五 轍の跡を振り返って 六 レッシングから波及・連鎖する探求の旅 七 「ヘン・カイ・パーン」の地下水脈 八 キリスト教思想史の隠れた水脈 九 思想史を「旅する人」 |
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第二章 フィオーレのヨアキム |
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一 ヨアキム研究の初歩 二 ヨアキムの主要著作 三 ヨアキムの生涯 四 ヨアキムの幻視体験 五 三部作 六 《霊的理解》による歴史観と終末論 七 歴史の三段階と数理性 八 歴史の三位一体的構造 九 「第三の時代」と「永遠の福音」 むすびにかえて |
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第三章 セバスティアン・フランク |
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一 生い立ちと牧師としての原体験 二 「第四の信仰」と「見えざる霊の教会」 三 非党派的キリスト教の唱道 四 『歴史聖書』 五 『歴史聖書』における終末論的モティーフ 六 『パラドクサ』は終末論を撥無したか? 七 『パラドクサ』における「中間時」の思想 八 「時宣を得ない熱狂」と「隠れた神」 むすびにかえて |
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第四章 ゴットホルト・エフライム・レッシング |
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一 レッシング受容の問題性 二 生い立ちと若き日のエピソード 三 キリスト教を「賢明に疑う」 四 モーゼス・メンデルスゾーンとの友情 五 ニコライ教会広場の屋根裏部屋 六 正統主義とネオロギーに対する二面闘争 七 「観照のキリスト教」と「実践のキリスト教」 八 反ゲッツェ論争と『賢者ナータン』の誕生 九 真理探求者レッシングの面影 十 キリスト教思想家としてのレッシング むすびにかえて |
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第五章 フリードリヒ・シュライアマハー |
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一 シュライアマハーは多くの顔をもつ 二 シュライアマハーとヘルンフート兄弟団 三 ベルリンにおける出逢いと別離 四 ヘーゲルの思想形成 五 両雄並び立たず 六 『信仰論』への対向措置としての「宗教哲学講義」 七 ヘーゲルの党派性とその波紋 八 「永遠の契約」か「和解」か? 九 バルトはシュライアマハーを乗り越えたか? むすびにかえて |
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第六章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼ |
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一 生い立ちと修業時代 二 フリーメイソンに対する期待と幻滅 三 ベルリンでの挫折とショーペンハウアーとの交流 四 ゲッティンゲン大学での日々 五 「ゲッティンゲン市民蜂起」の余波 六 クラウゼの主要著作 七 クラウゼの「万有在神論」 八 Orwesen(全体的存在者)とUrwesen(本源的存在者) 九 「忘却された哲学者」の名誉回復に向けて むすびにかえて |
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第七章 エルンスト・トレルチ |
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一 神学者としての軌跡 二 歴史哲学者としての横顔 三 「不断に新しい創造的総合」 四 トレルチ畢生の根本問題 五 歴史主義の内在的超越の取り組み 六 現代的文化総合を支える「エネルギッシュな有神論」 七 「歴史によって歴史を克服する」とは? 八 信仰者・神学者・宗教家としての苦悩 九 複眼的思想家としての真骨頂 十 Kompromißの思想の形而上学的背景 十一 中断された生 |
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第八章 ラインホールド・ニーバー |
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一 ドイツ移民としてのニーバー一家 二 「サラブレッドのなかに紛れ込んだ雑種犬」 三 ニーバー神学の原点としてのデトロイトでの牧会経験 四 ニューヨークのアカデミズムへの進出 五 アースラおよびボンヘッファーとの出会い 六 ラインホールドとリチャード 七 「平静の祈り」にまつわる問題性 八 「謙遜のセンス」と「『恵み』の果実」 九 ニーバー兄弟の神学的遺産 むすびにかえて |
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付録 ベルリン墓標めぐり |
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一 ハッケシャー・マルクト 二 旧ユダヤ人墓地 三 ゾフィーエン・キルヘ墓地 四 ドロテーンシュタット墓地 五 インヴァリーデン・フリートホーフ 六 ハレシャー・トーア墓地 七 ベルクマン通り墓地 八 旧聖マティウス教会墓地 むすびにかえて |