タイトルコード |
1000100874561 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
共和主義者モンテスキュー |
書名ヨミ |
キョウワ シュギシャ モンテスキュー |
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古代ローマをめぐるマキァヴェッリとの交錯 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
定森 亮/著
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著者名ヨミ |
サダモリ リョウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-7664-2727-1 |
ISBN |
4-7664-2727-1 |
数量 |
14,324,58p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
313.7
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件名 |
共和政治
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個人件名 |
Montesquieu Charles Louis de Secondat |
注記 |
文献:巻末p41〜58 |
内容紹介 |
市民とは誰か、自由とは何か、ありうべき共和政とは-。古代ローマ史解釈をめぐるマキァヴェッリとの内的対話を通じ、軍事、政治、経済が織りなす動態力学を考慮しながら、モンテスキューの共和主義思想の核心に迫る。 |
著者紹介 |
1977年生まれ。パリ第一大学大学院哲学研究科博士課程修了。博士(哲学)。慶應義塾大学、神奈川大学、専修大学等非常勤講師。研究奨励賞「経済学史研究」論文賞受賞。 |
目次タイトル |
序章 |
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Ⅰ モンテスキューとマキァヴェッリの交錯-近代ヨーロッパを映す古代ローマという鏡 Ⅱ 共和主義研究と「自由」の定義 Ⅲ 「共和主義者」としてのモンテスキュー |
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第1章 市民の「自由」とは何か |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 法律による統治と自由の精神 Ⅲ イングランド人の商業と自由の精神 Ⅳ 結びに |
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第2章 共和国とは何か |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 『ディスコルシ』における自由と国内対立 Ⅲ 『法の精神』における権力抑制と裁判権力の分離 Ⅳ 結びに |
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第3章 なぜ歴史を解釈するのか |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 『ディスコルシ』における軍事拡大と「徳」の内実 Ⅲ 『法の精神』における法学的「徳」概念 Ⅳ 結びに |
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第4章 市民権とは何か |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 『ディスコルシ』における君主政の歴史的出現 Ⅲ マキァヴェッリの農地法とモンテスキューの相続法 Ⅳ 結びに |
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第5章 なぜ軍事力によって法律は沈黙させられるのか |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 国制と富の源泉 Ⅲ 近代イングランドと古代ローマにおける国制と富の源泉 Ⅳ 結びに |
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第6章 古代と近代の連続性はどこにあるのか |
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Ⅰ はじめに Ⅱ マキァヴェッリとモンテスキューにおける共和政末期ローマの腐敗 Ⅲ 『法の精神』における暴政と自由の精神 Ⅳ 結びに |
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第7章 軍事力と法律はどちらが優位すべきか |
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Ⅰ はじめに Ⅱ マキァヴェッリ、軍事力による君主政秩序の創設 Ⅲ マキァヴェッリとモンテスキューにおけるフランス世襲君主政評価 Ⅳ 結びに |
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第8章 共和政の歴史とは何か |
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Ⅰ はじめに Ⅱ ハリントンとモンテスキューにおける「共和政」の異質性 Ⅲ 『法の精神』におけるヨーロッパ君主政と封建法の遺産 Ⅳ 結びに |
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終章 |
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Ⅰ モンテスキューと「共和政」の問い-マキァヴェッリの古代ローマ史解釈の乗り越え Ⅱ 『法の精神』における経済学の位置-一八世紀における「諸国民の富」とイングランドの国制 |