タイトルコード |
1000100878568 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦争障害者の社会史 |
書名ヨミ |
センソウ ショウガイシャ ノ シャカイシ |
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20世紀ドイツの経験と福祉国家 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
北村 陽子/著
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著者名ヨミ |
キタムラ ヨウコ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-8158-1017-7 |
ISBN |
4-8158-1017-7 |
数量 |
7,290,65p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.39
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件名 |
傷痍軍人
社会福祉-ドイツ
世界大戦(第二次)
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注記 |
文献:巻末p9〜27 |
内容紹介 |
2度にわたる世界大戦の時期にドイツで急増した戦争障害者は、どのようなその後を生きたのか。公的支援や医療の発達、義肢などの発展と、他方での差別や貧困、ナチへの傾倒など多面的な実態を描き、現代福祉の淵源を示す。 |
著者紹介 |
名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。同大学大学院人文学研究科准教授。博士(歴史学)。 |
目次タイトル |
序章 戦争障害者の時代 |
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第Ⅰ部 第一次世界大戦へ |
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第1章 英雄か「怪物」か |
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はじめに 一 近代以前の表象と支援 二 国民軍の創設と民間慈善の組織化 三 統一戦争期の戦争障害者支援-軍事年金法の拡充 四 第一次世界大戦前の状況-一九〇六年の軍事年金法改正 おわりに |
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第2章 「労働による自立」 |
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はじめに 一 開戦時の戦争障害者支援 二 戦争障害者支援の拡充-医療支援 三 「労働による自立」の貫徹-戦争障害者への就労支援 四 農村移住 おわりに |
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第Ⅱ部 戦間期 |
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第3章 「帰還者」の相互支援 |
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はじめに 一 在郷軍人会と「キフホイザー同盟」 二 ヴァイマル期の除隊者・戦争犠牲者の組織化 三 ナチ党政権下における「合一」 おわりに |
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第4章 「生きた戦争記念碑」 |
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はじめに 一 戦争障害者という呼称 二 誰が「戦争障害者」か? 三 戦争障害者の男性性 四 英雄からパリアへ おわりに |
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第5章 「リサイクル」される戦争障害者 |
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はじめに 一 戦争障害者支援の統合-全国援護法と軍事援護法 二 戦争障害者の就労状況 三 経済危機下の戦争障害者 おわりに |
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補論1 盲導犬 |
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はじめに 一 戦時下の救護犬 二 第一次世界大戦下の戦争障害者支援と盲導犬の育成開始 三 戦争失明者から一般市民の視覚障害者へ 四 盲導犬に対する社会からのまなざし 五 ナチ政権下の変容 六 戦後の再建 おわりに-「支援器具」としての盲導犬 |
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第Ⅲ部 第二次世界大戦から二つのドイツへ |
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第6章 「戦争障害者は第一の市民である」 |
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はじめに 一 「民族共同体」の一員としての戦争障害者 二 国防軍援護法の制定 三 労働力としての戦争障害者-戦時動員の一形態 四 戦争障害者の自己意識と家族の感情 おわりに |
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第7章 「受肉した」敗戦の象徴 |
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はじめに 一 瓦礫社会からの出発 二 戦争犠牲者支援の停止 三 自主的な戦争障害者支援の展開 おわりに |
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第8章 「五つ目の車輪にはならない」 |
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はじめに 一 西ドイツにおける国家援護の要求 二 戦争障害者への就労支援とその功罪 三 家族のなかの戦争障害者 おわりに |
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補論2 戦争記念碑と戦争墓 |
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はじめに 一 ドイツにおける近代的な戦争記念碑の発展 二 第一次世界大戦後の戦争記念碑-ヨーロッパ的な共時性、時代を超えた普遍性 三 戦没兵士の帰還-戦争墓の設置 四 「栄誉の碑」設置をめぐる議論 五 第二次世界大戦後の戦争墓区画の再編 おわりに-「栄誉の碑」が表象するもの |
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終章 戦争障害者支援からみえてくるもの |