タイトルコード |
1000100879747 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
移り棲む美術 |
書名ヨミ |
ウツリスム ビジュツ |
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ジャポニスム、コラン、日本近代洋画 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
三浦 篤/著
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著者名ヨミ |
ミウラ アツシ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-8158-1016-0 |
ISBN |
4-8158-1016-0 |
数量 |
8,460,100p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
702.35
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件名 |
フランス美術-歴史
ジャポニスム
絵画-日本
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内容紹介 |
日本から西洋へ、西洋から日本へと海を越えた芸術の種子はどのように移動・変容・開花したのか。ジャポニスムの多面的展開から近代洋画の創出まで、フランスを中心に一望し、選択的な交雑による新たな芸術史を描きだす。 |
著者紹介 |
1957年島根県生まれ。パリ第4大学にて博士号取得。東京大学大学院総合文化研究科教授。フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。「近代芸術家の表象」でサントリー学芸賞受賞。 |
目次タイトル |
序章 移り棲む美術 |
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第Ⅰ部 ジャポニスムの群生 |
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第1章 十九世紀後半のフランスにおける日本趣味 |
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1 幕末の日仏関係 2 美術工芸品の移動 3 一八六七年のパリ万国博覧会をめぐって 4 一八七〇年代以降のジャポニスムの広がりと深化 5 エルネスト・シェノー「パリの日本」とジャポニスム |
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第2章 サロン絵画における主題としての日本 |
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1 サロンにおける日本主題の流行 2 ジャポニスム絵画の主要作例 3 美術史から文化史への射程 |
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第3章 フィルマン=ジラールとジャポニスム |
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1 画家としての経歴 2 《日傘をさす日本の女》と《小川の辺の日本の女たち》 3 《日本の化粧》 4 一八七三年のサロンにおける批評 5 フィルマン=ジラールのジャポニスム、あるいは風俗主題の変奏 |
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第4章 変容する<アジア> |
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1 寓意図像としての「アジア」 2 中国、そして日本へ 3 「ムスメ」の席巻 |
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第5章 「マネ・印象派のジャポニスム」再考 |
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1 影響・受容論から選択・摂取論へ 2 初期のジャポニザン 3 マネとジャポニスム 4 マネの海景画と広重の《六十余州名所図絵》 5 印象派とジャポニスム 6 ドガと浮世絵版画 7 モネと日本趣味 |
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第6章 絵の中の文字 |
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1 画中に表された文字 2 造形的要素としての署名 3 ジャポニスム 4 ファン・ゴッホと広重 5 作品タイトルなどその他の文字 |
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第7章 フランスにおける陶磁器のジャポニスム |
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1 装飾美術とジャポニスム 2 ブラックモンと陶芸 3 装飾的陶磁器から簡素な茶陶へ 4 陶磁器と絵画・彫刻 |
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第Ⅱ部 蘇るラファエル・コラン |
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第8章 ラファエル・コラン |
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1 自己形成 2 裸婦と外光 3 壁画と肖像画 4 人物画から象徴主義へ 5 絵皿と挿絵 6 晩年のコラン |
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第9章 コランと日本 |
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1 極東美術コレクション 2 共鳴のジャポニスム 3 日本近代洋画の父 |
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第Ⅲ部 日本近代洋画の開花 |
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第10章 西洋留学と明治洋画 |
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1 明治期に留学した洋画家たち 2 留学期の西洋絵画受容 3 ジャポニスムと洋画家たち |
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第11章 山本芳翠の裸婦像 |
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1 《天女》 2 《裸婦》 3 近代洋画における裸婦の系譜 |
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第12章 山本芳翠の肖像画 |
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1 鮫島尚信と山本芳翠 2 作品制作とその行方 3 肖像画としての特質 |
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第13章 明治洋画とレアリスムの系譜 |
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1 フランス留学以前の五姓田義松 2 義松とレオン・ボナ 3 滞仏期の作品について 4 帰国後の義松 |
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第14章 黒田清輝と西洋美術教育 |
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1 留学時代の黒田清輝と美術教育 2 帰国後の黒田清輝と美術教育 |
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第15章 黒田清輝とフランス絵画 |
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1 コランとアカデミスム 2 ミレーと田園生活 3 バスティアン=ルパージュと自然主義 4 ピュヴィス・ド・シャヴァンヌと壁画様式 5 印象派 6 先駆者としての黒田清輝 |
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第16章 ラファエル・コランと日本人画家たち |
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1 帰国後の黒田清輝とコラン 2 黒田の弟子たちとコラン 3 往還の軌跡 |
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終章 芸術の移動と変容 |