タイトルコード |
1000100881365 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ミシェル・フーコーの歴史的「批判」 |
書名ヨミ |
ミシェル フーコー ノ レキシテキ ヒハン |
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カントと対話するフーコー |
叢書名 |
名古屋市立大学人間文化研究叢書
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叢書番号 |
8 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松野 充貴/著
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著者名ヨミ |
マツノ ミツヨシ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-623-09151-5 |
ISBN |
4-623-09151-5 |
数量 |
15,273p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
135.57
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個人件名 |
Foucault Michel |
注記 |
文献:p261〜269 |
内容紹介 |
フーコーの「カントの人間学」を詳細に検討することで、フーコーがカントの経験化された批判哲学を見出していたことを明らかにし、そこから出発してフーコーの試みを解釈。西洋哲学史におけるフーコーの位置づけを再検討する。 |
著者紹介 |
1988年生まれ。名古屋市立大学大学院人間文化研究科博士課程修了。同大学人間文化研究科博士研究員。博士(人間文化)。 |
目次タイトル |
第1章 「批判」の思想史とフーコーの「批判」 |
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1 フーコーと「批判」 2 「批判」と歴史的批判 3 フーコーの「批判」 |
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第2章 若きフーコーのカント解釈と「批判」の経験化 |
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1 「批判」と『人間学』とアナロジー 2 経験化された「批判」としての人間学 3 人間学的考察とは何か 4 カント哲学の三区分と二つの有限性 |
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第3章 経験的「批判」の歴史化 |
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1 言語をとおした歴史的批判 2 空虚な医学 3 臨床医学の誕生 4 実証的医学の誕生 5 知の発展の形態と具体的ア・プリオリ |
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第4章 エピステーメーとそのモデル |
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1 揺れるフーコー 2 事物の秩序と記号の秩序 3 表象の二重化と古典主義時代の知の三項関係 4 エピステーメーとその構造 |
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第5章 批判的思考の三様態 |
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1 カントにおける「批判」と擬-批判としての「人間」学 2 三つの混同の場としての「人間」 3 第三の批判的思考様態と「人間」の解体 |
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第6章 第三の批判的思考様態としての考古学 |
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1 「批判」と考古学 2 考古学の諸概念 3 考古学的批判 |
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第7章 技術論と認識論の円環と対象化された対象 |
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1 技術論の導入 2 三つの刑罰 3 個人化することと個人を認識すること 4 矯正の失敗と社会の分断 5 魂を中心とした権力論 |
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第8章 自己にかんする技術論 |
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1 主体性の技術論 2 真理・自由・美 3 主体性の技術論の問題化の形式と権力の技術論 4 歴史的批判の道程 |