タイトルコード |
1000100884582 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
建築家として生きる |
書名ヨミ |
ケンチクカ ト シテ イキル |
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職業としての建築家の社会学 |
叢書名 |
関西学院大学研究叢書
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叢書番号 |
第222編 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松村 淳/著
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著者名ヨミ |
マツムラ ジュン |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-7710-3475-4 |
ISBN |
4-7710-3475-4 |
数量 |
9,287,15p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
520.9
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件名 |
建築家
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注記 |
文献:巻末p9〜15 |
内容紹介 |
日本の建築家はいかにつくられ、継承されてきたのか。現場の建築家たちはこの職業とどう向き合い、実践してきたのか。さまざまな建築家の姿を、背景にある時代性とともに考察し、その輪郭を描きだす。 |
著者紹介 |
香川県出身。関西学院大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。同大学社会学部助教。博士(社会学)。二級建築士。専門社会調査士。専攻は労働社会学ほか。建築社会学の可能性を探究。 |
目次タイトル |
序章 建築家の分析枠組み |
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1 問題の所在 2 分析視角 3 本書の課題、対象・研究方法 4 後期近代という視点 5 本書の構成 |
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第Ⅰ部 建築家の生成と変容をめぐって |
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第1章 職能の確立と消費社会との関連性 |
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1 本章の目的 2 戦後復興期における建築家の役割 3 芸術としての住宅 4 商品化住宅の成熟 5 まとめ |
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第2章 「スター文化人」としての建築家の誕生 |
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1 現代版ルネサンス的万能人としての建築家 2 野武士の時代 3 安藤忠雄の卓越化の方法 4 二極化していく建築家-一九九〇年代以降の状況 5 まとめ |
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第Ⅱ部 「建築家のエートス」と職業としての建築家 |
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第3章 「建築家のエートス」を涵養する場としての大学 |
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1 本章の目的 2 基礎教育を通した支配的ハビトゥスの形成 3 講評会という教育装置 4 建築家のエートスと大学教育 5 まとめ |
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第4章 建築家になる |
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1 本章の目的 2 建築家の自認と建築設計者のカテゴリー 3 建築士の業務 4 建築家へのファーストステップ 5 建築家を名乗る 6 まとめ |
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第5章 建築家として生きていく |
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1 本章の目的 2 建築家のマネタイズ 3 文学界の機序と建築家のとるべき戦略 4 短期的な生産周期の事業としての下請け仕事 5 長期的な生産周期の事業への取り組み 6 変えるところと変えないところ 7 地方におけるキャリアの達成 8 まとめ |
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第6章 建築家ではない設計者たちの職業世界 |
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1 本章の目的 2 住宅会社の「設計士」-住宅産業界の機序とハビトゥス 3 住宅会社の建築士の住宅観と報酬に対する考え方 4 建築家のハビトゥスは、他の業界でどのように作用するか 5 設備設計士の職業世界 6 まとめ |
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補論 建築士受験のセルフエスノグラフィ |
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1 はじめに 2 一級建築士を目指す 3 一級建築士への挑戦 4 一級建築士の設計製図問題をどう解くのか 5 一級建築士製図二年目 6 資格学校の面々 7 そして最後の本番 8 リスク社会としての後期近代と資格 |
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第Ⅲ部 後期近代と建築家の変容 |
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第7章 脱埋め込み化の進行と建築家の役割の変容 |
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1 はじめに-脱埋め込みの進行 2 「個」としての建築家の後景化 3 外観が消えたハコとしてのショッピングモール 4 創造的復興と脱埋め込み-阪神・淡路大震災をめぐって 5 再埋め込みフェーズと「顔の見える専門家」 6 まとめ |
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第8章 コンピュータ・テクノロジーの進展と建築家の職能の変容 |
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1 本章の目的 2 CADはどのように建築家の仕事を変えたのか 3 手描きからCADへの移行がもたらしたもの 4 建築家と工学 5 CAD時代の建築家の職能の信頼構造 6 一方向的な信頼から双方向的な共感へ 7 まとめ-リスクを共有する信頼構造 |
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第9章 「脱エートス」の建築家像と後期近代 |
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1 本章の目的 2 研究対象・方法 3 建築家の職能拡張をめぐって 4 施工業との兼業禁止という規範と建築家のエートス 5 正統性の調達と行動を可能にする規範 6 「まち医者的建築家」の職業実践 7 新しい職能で報酬を得ることの難しさ 8 まとめ-「脱エートス」の建築家像と後期近代 |
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終章 後期近代と建築家のゆくえ |
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1 日本における建築家 2 職業としての建築家-再埋め込みプロセスと「プラスのプロフェッション」 3 今後の課題 |