タイトルコード |
1000100888225 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アヴァンギャルド・ヘミングウェイ |
書名ヨミ |
アヴァンギャルド ヘミングウェイ |
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パリ前衛の刻印 |
叢書名 |
関西学院大学研究叢書
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叢書番号 |
第232編 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小笠原 亜衣/著
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著者名ヨミ |
オガサワラ アイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
小鳥遊書房
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-909812-55-1 |
ISBN |
4-909812-55-1 |
数量 |
298p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
930.278
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件名 |
芸術-フランス
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個人件名 |
Hemingway Ernest |
内容紹介 |
セザンヌ絵画のように風景を書き、ピカソのキュビズム絵画のように短編を構築し、映画的文体で書いた散文実験。ヘミングウェイは、環大西洋的前衛芸術の文脈からいかなる衝撃・着想を得たのか。図版と共にその深層に迫る。 |
著者紹介 |
博士(日本女子大学)。関西学院大学法学部・大学院コミュニケーション文化研究科教授。専門はモダニズム文学・芸術。 |
目次タイトル |
序章 アヴァンギャルド・ヘミングウェイ |
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0.パリ前衛の刻印 1.祝祭のパリ 2.スタインの薫陶 3.ジャンル越境の芸術実験 |
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第一部 前衛の衝撃 |
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第一章 セザンヌが連れてきた近代 |
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1.身体的散文を求めて 2.セザンヌ絵画の「風景のつくり方」 3.「大きな二つの心臓のある川」 4.ロレンスの卓見、芸術の身体 5.セザンヌの空間-遠くにあってなお大きな山 6.ヘミングウェイと「世界の手ざわり」 |
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第二章 スタインの教えとピカソの誠実 |
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1.セザンヌのこどもたち 2.スタインのセザンヌ-「部分」へ 3.スタインの実験-瞬間の詩学 4.スタインの教えと『われらの時代に』 5.ピカソの誠実と氷山理論 |
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第三章 ヘミングウェイ・メカニック |
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1.奇妙な習作「神のしぐさ」 2.アンダソンの教育 3.ニューヨーク・ダダ・コネクション 4.「機械」という芸術的主題 5.アート・メカニック 6.まるでカメラのように-『われらの時代に』の語りの実験 コラム1 近くて遠いココ・シャネル |
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第二部 戦争の衝撃 |
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第四章 疾走する散文 |
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1.不遇な短編「ぼくの父さん」 2.「ぼくの父さん」の文体実験-映像をもとめて 3.シネマの時代の散文実験 4.Theyとは誰か-この世の不条理 コラム2 ムッソリーニとクレー、あるいはパリの空腹 |
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第五章 瞬間の生、永遠の現在 |
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1.一九二一年、パリのアメリカ人たち 2.移動性の詩学 3.「瞬間」へ向かう 4.『日はまた昇る』-瞬間の生、永遠の現在 5.『夜の森』-彷徨、脱中心、無化する生 コラム3 夢とミロ『農園』 |
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第六章 眠れない近代 |
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1.光の画家ホッパー 2.構図とハードボイルド 3.省略の技法 4.共鳴する二作品-光と苦悩 5.不眠症の同胞愛 6.神の光、電灯の光 7.眠れない男たち-戦争と祈りの身振り |
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第三部 視覚性の衝撃 |
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第七章 『エデンの園』の視覚性 |
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1.反映する視覚性 2.見る男/見られる女 3.キャサリンの不満と身体の戦略 4.「彫刻のように」なること 5.視覚性の攪乱、セクシュアリティの混乱 6.見るヘテロセクシュアル/見られる(見えない)ホモセクシュアル 7.強いられた視覚と不可視のもの-誰の欲望か |
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第八章 幻視する原初のアメリカ |
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1.ヘミングウェイの最期の風景 2.愛国的キャンペーンと旅のイデオロギー 3.西部の神話化-時を遡行する旅 4.始源の地への欲望 5.幻視する原初のアメリカ-未だ見ぬ過去への遡行 コラム4 ドライな街と二人のモダニスト |
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終章 辺境の声を聴け |
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1.米芸術の遠近法-対ヨーロッパ 2.ヘミングウェイのアメリカ性(1):無窮の現在性とリアリズム 3.ヘミングウェイのアメリカ性(2):辺境の声 |