タイトルコード |
1000100892119 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
関係人口の社会学 |
書名ヨミ |
カンケイ ジンコウ ノ シャカイガク |
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人口減少時代の地域再生 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
田中 輝美/著
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著者名ヨミ |
タナカ テルミ |
出版地 |
吹田 |
出版者 |
大阪大学出版会
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出版年月 |
2021.4 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-87259-729-5 |
ISBN |
4-87259-729-5 |
数量 |
385p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
361.7
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件名 |
地域社会
地域開発
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注記 |
文献:p339〜380 |
内容紹介 |
住む人が減ったら、地域は再生できないのか? 関係人口を社会学の見地から定義し、その役割を論じた書。事例と新たな理論の枠組みによって関係人口を位置づけ直し、人口減少時代の地域再生の方向性を示す。 |
著者紹介 |
島根県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科後期課程修了。博士(人間科学)。ローカルジャーナリスト。島根県立大学地域政策学部准教授。総務省ふるさとづくり大賞奨励賞受賞。 |
目次タイトル |
序章 かつてない“危機”の中で |
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1 地方消滅への過剰な対抗 2 心の過疎化 3 ねらいと構成 4 本書の手法について 5 島根県というフィールド |
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第1部 関係人口とは何か |
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第1章 誕生前史 |
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1 人口減少の段階による三つの時代区分 2 「金の卵」を見送って-過疎の誕生 3 大衆教育社会-大学進学による流出 4 限界から消滅へ-加熱する人口獲得合戦 5 地域衰退サイクル |
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第2章 関係人口の概念規定 |
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1 登場の意味 2 混乱と批判 3 社会学的背景 4 社会学的定義 5 広がりと多様性 |
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第3章 関係人口の分析視角 |
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1 二つの問い 2 地域再生主体の歴史的展開 3 主体形成論の再検討 4 社会関係資本と主体形成 5 地域再生におけるよそ者の役割 |
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第2部 関係人口の群像 |
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第4章 廃校寸前から魅力ある高校へ |
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1 調査対象と方法 2 「海のサムライ」 3 このままでは無人島になる 4 最先端でのチャレンジ 5 「魅力化」という本質的なビジョン 6 志を果たしに、帰らん |
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第5章 シャッター通り商店街が蘇った |
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1 調査対象と方法 2 東京から一番遠いまち 3 企業誘致から起業家誘致へ 4 帰ってこれる島根をつくろう 5 地元の私たちも何かしたい 6 「人が人を呼ぶ」好循環 |
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第6章 消滅する集落で安心して暮らす |
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1 調査対象と方法 2 平家の落人伝説 3 役場じゃどうにもならない 4 「俺たちはのたれ死ぬだけだ」 5 進化する転出子懇談会 6 集落の尊厳を守る |
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第3部 関係人口と地域再生 |
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第7章 地域再生主体の形成 |
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1 主体形成の3ステップ 2 「連帯型」という社会関係資本 3 地域再生主体としての関係人口 4 関係人口の可能性 |
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第8章 関係人口が果たす役割 |
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1 地域再生サイクル 2 地域再生サイクルにおける位置付け 3 現代社会における地域再生 4 地域課題という「関わりしろ」 |
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終章 目指すべきものは何か |
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補論 新型コロナウイルスと関係人口 |