タイトルコード |
1000100015940 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦後食糧行政の起源 |
書名ヨミ |
センゴ ショクリョウ ギョウセイ ノ キゲン |
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戦中・戦後の食糧危機をめぐる政治と行政 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小田 義幸/著
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著者名ヨミ |
オダ ヨシユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2012.12 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-7664-2000-5 |
ISBN |
4-7664-2000-5 |
数量 |
4,312p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
611.31
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件名 |
食糧管理制度-歴史
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注記 |
文献:p285〜295 |
内容紹介 |
激動の戦中・戦後、日本はどのような食糧行政の舵取りを迫られたのか? 戦時期〜占領初期を中心に、国内自給の強化とその対策、外部からの食糧調達、国民への情報発信に焦点を当て、食糧危機克服の政治過程を描き出す。 |
著者紹介 |
1976年福岡県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。慶應義塾大学・武蔵野大学ほか非常勤講師。共著に「戦前日本の政治と市民意識」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一章 岐路に立つ食糧行政 |
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一、はじめに 二、朝鮮大旱魃の発生と農林省の初動対応 三、食糧行政をめぐる利害対立の表面化 四、農林省主導による流通統制の展開 五、荷見次官の更迭 六、おわりに |
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第二章 食糧管理体制の構築とその動揺 |
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一、はじめに 二、戦時食糧行政への転換 三、「戦時食糧省」食糧管理局の発足 四、脆弱化する日米開戦後の食糧管理体制 五、おわりに |
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第三章 戦時期食糧問題と政府の啓蒙活動 |
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一、はじめに 二、供給不安の払拭と節米意識の浸透 三、全国民への食糧増産奨励と戦時食生活の浸透 四、国民皆農と自力更生の徹底 五、おわりに |
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第四章 占領初期の食糧管理強化をめぐる政治過程 |
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一、はじめに 二、供出不振打開をめぐる東久邇・幣原内閣の対応 三、食糧管理局主導の食糧管理強化 四、食糧管理強化に対する新興政党の批判とその変容 五、難航するGHQ内部の意見集約と食糧緊急措置令の施行 六、おわりに |
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第五章 食糧管理強化への合意形成 |
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一、はじめに 二、食糧緊急措置令の存続と農林省の対応 三、帝国議会の審議と高まる農林省批判 四、「空白の一カ月」と事後承諾に至る顚末 五、おわりに |
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第六章 占領初期の食糧管理と新聞報道 |
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一、はじめに 二、農家・消費者に対する自制と戦時生活継続の要請 三、供出不振と政府・農家に対する批判の展開 四、強制買い上げ措置に対する批判的論調とその変容 五、大衆示威運動の賛否をめぐる論議の沸騰 六、相互扶助・挙国一致による危機打開の機運醸成 七、おわりに |
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第七章 占領初期の食糧輸入実現をめぐる交渉過程 |
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一、はじめに 二、食糧危機に対する日本政府・GHQの楽観的見通し 三、食糧輸入実現をめぐるGHQの慎重姿勢とその変容 四、食糧輸入交渉の決着 五、おわりに |
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第八章 幣原内閣期における食糧管理体制再構築への模索 |
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一、はじめに 二、食糧対策審議会開催に至る経緯 三、緊急食糧対策をめぐる論議とその帰結 四、食糧に対する統制強化策の決定 五、おわりに |
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おわりに |