タイトルコード |
1000100904332 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
他者の発見 |
書名ヨミ |
タシャ ノ ハッケン |
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演劇教育から人類学、ボランティアと地域活性論への架け橋 |
叢書名 |
早稲田大学エウプラクシス叢書
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叢書番号 |
029 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石野 由香里/著
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著者名ヨミ |
イシノ ユカリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
早稲田大学出版部
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出版年月 |
2021.6 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-657-21804-9 |
ISBN |
4-657-21804-9 |
数量 |
9,299p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
770.7
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件名 |
演劇教育
人間関係
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注記 |
文献:p281〜294 |
内容紹介 |
身体をもって他者をなぞり演じることで、自他の「間」に立ち、省察を経て自分の主観的なモノの見方の枠組みが変容していくという実践原理を解明。現代社会の無関心、無理解、対立、差別が問題となる場面への応用可能性を示す。 |
著者紹介 |
明星大学明星教育センター特任准教授。博士(教育学)。専門は演劇教育・人類学・社会貢献。演劇ワークショップのファシリテーターとしても活動。 |
目次タイトル |
序章 先行研究と本研究の構成 |
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第1節 自己変容に関する研究の動向 第2節 本研究に用いる手法と先行研究 第3節 本研究の構成と枠組み 第4節 研究の方法 |
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第1部 「他者をなぞるように演じる」手法 |
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第1章 俳優の役作りにおける自己相対化 |
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第1節 本章の概要 第2節 自己相対化を促すための基本的姿勢とプロセス 第3節 まとめ |
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第2章 演劇的手法を用いた授業実践 |
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第1節 本章の概要 第2節 問題発見型フィールドワークを促すための方法 第3節 履修生の変容-他者の捉え方・モノの見方の相対化 第4節 まとめ |
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第2部 日常生活からコミュニティへの応用 |
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第3章 日常生活への応用 |
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第1節 本章の概要 第2節 相手の立場に立つことの習慣化 第3節 バイアスを相対化する技法を使いこなす 第4節 まとめ |
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第4章 他者の生をそのまま受け止め現す |
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第1節 本章の概要 第2節 「聞きなぞり」の再現プロセスと特徴-「共感」ではなく「共有」する 第3節 隔たりのある他者を再現することの意味 第4節 まとめ |
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第5章 コミュニティにおける住民と場の変容 |
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第1節 本章の概要 第2節 フォーラムシアター実践による参加者の変容 第3節 住民の変容-偏見に気づき言動を捉え直す 第4節 靖さんの変容-支援者としての在り方を捉え直す 第5節 学生の学び-よそ者として学びの場を開く 第6節 (総括)媒介性から見る変容の特徴 第7節 まとめ |
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終章 他者をそのまま受け止める |
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第1節 本研究の主旨 第2節 発展的変容-実践の深まりと周囲への作用 第3節 「他者をなぞるように演じる」実践の変容と方法の特長 第4節 本研究の結論 第5節 演劇教育研究への貢献 第6節 諸分野への貢献-教育学,人類学,地域活性とボランティア論を中心に |