タイトルコード |
1000100905528 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代文学者たちのロシア |
書名ヨミ |
キンダイ ブンガクシャタチ ノ ロシア |
|
二葉亭四迷・内田魯庵・大庭柯公 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松枝 佳奈/著
|
著者名ヨミ |
マツエダ カナ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
|
出版年月 |
2021.5 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-623-09118-8 |
ISBN |
4-623-09118-8 |
数量 |
11,529,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
910.261
|
件名 |
ロシア研究-歴史
|
個人件名 |
二葉亭 四迷 |
注記 |
文献:p443〜490 二葉亭四迷・内田魯庵・大庭柯公の動向と日露関係・国際情勢・ロシア情勢:p491〜529 |
内容紹介 |
近代日本の知識人たちはロシアをいかに知り、日露関係や両国の社会をどのように認識していたのか。明治・大正期の文学者である二葉亭四迷、内田魯庵、大庭柯公の軌跡を緻密に辿り、その思想的系譜を明らかにする。 |
著者紹介 |
1987年福岡県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コース博士課程修了。博士(学術)。九州大学大学院比較社会文化研究院講師。 |
目次タイトル |
序章 ロシアに対峙した近代文学者たち |
|
1 「文学」の領分とロシア研究 2 本書の目的と構成 |
|
第Ⅰ部 二葉亭四迷のロシア |
|
第一章 二葉亭四迷が生まれた土壌 |
|
1 先行研究の概観と論点 2 青年期の二葉亭と教育 |
|
第二章 知露派言論人・二葉亭 |
|
1 談話記事のなかのロシア文学・社会論 2 日露戦争と『大阪朝日新聞』における活動 |
|
第三章 日露戦争後の二葉亭とロシア特派 |
|
1 文学解説とロシア思想研究 2 文学・言論活動で雄飛する志士 |
|
第Ⅱ部 内田魯庵のロシア |
|
第四章 志士の理解者 |
|
1 二葉亭との友情とロシアへの関心 2 二葉亭死後の魯庵と日英のロシア研究への視線 |
|
第五章 思想・言論弾圧への抵抗としてのロシア研究 |
|
1 ロシア革命後の『太陽』におけるロシア関係魯庵随筆 2 「労農政府の承認問題」の分析 |
|
第Ⅲ部 大庭柯公のロシア |
|
第六章 志士の挫折と新生 |
|
1 同志との共闘 2 「思想のために死す」 3 新たな「自由簡易の天地」 |
|
第七章 「北隣の巨人に接せよ」 |
|
1 第一次世界大戦と大庭のロシア特派 2 ロシア社会・文化・風俗の観察 |
|
終章 自由と「経世済民」の希求 |
|
1 本書の総括 2 『露西亜に遊びて』以後の大庭の活動 3 言論活動と社会関与の志向 |