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書誌情報サマリ

書名

筋肉のメランコリー 

著者名 福田 大輔/著
著者名ヨミ フクダ ダイスケ
出版者 晃洋書房
出版年月 2021.9


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資料情報

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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91026/ミユ 163/2102966446一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100924182
書誌種別 図書
書名 筋肉のメランコリー 
書名ヨミ キンニク ノ メランコリー
ラカンとともに読む三島由紀夫
言語区分 日本語
著者名 福田 大輔/著
著者名ヨミ フクダ ダイスケ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版年月 2021.9
本体価格 ¥2500
ISBN 978-4-7710-3528-7
ISBN 4-7710-3528-7
数量 16,242,12p
大きさ 19cm
分類記号 910.268
件名 精神分析
個人件名 三島 由紀夫
注記 文献:巻末p7〜12
内容紹介 自在に繰り出される美しい文字の群れ、その饒舌な言葉の行間から一瞬流出する、死の欲動の線(ライン)。精神分析家ラカンの声とまなざしとともに、三島由紀夫の文体と肉体と身体を読み直し、これまでの三島像と訣別する試み。
著者紹介 パリ第8大学大学院精神分析研究科博士号取得。青山学院大学総合文化政策学部教授。共著に「混沌と抗戦」など。
目次タイトル 第1章 ラカンによるフロイトの欲望への問いかけ
フロイトの芸術解釈と精神分析の創設 鼠男のシニフィアン 狼男のシニフィアンと対象a 母親の体位から導出される去勢不安と対象選択 フロイトの急き立て:狼男の分析治療の発展と終結 狼男の精神病発症 ラカンによるフロイト批判 絵から絵画へ
第2章 『音楽』精神分析家の欲望への問いかけ
精神分析家とヒステリー患者の交差配列 症状と経過:手紙による治療の構造化 麗子の手紙を巡る三角形 汐見の身体的出来事(1):レコードの擦り音 花井の手紙と花井という手紙 花井と麗子における<花>のシニフィアン 汐見の身体的出来事(2):切り裂かれた花の幻視 汐見による現実への介入 麗子の電報におけるシンコペーション
第3章 筋肉のメランコリー
書かれた幼少期/隠された幼少期 終りなき喪の作業からの離脱 ボディビルディングの開始のひとつの契機 世界一周旅行とボディビルディングの効果 『鏡子の家』:ボディビルディングの彼岸へ 『太陽と鉄』:肉体と言葉からの離脱もしくは死への二重の同一化 制服の脱個性とその眩さ
第4章 家族の見掛けと対象aの弁証法
『禁色』:出産の想像的幻想と対象分離の根源的幻想 『禁色』第二部の路線変更 胎児の奇怪な記述 出産場面の瞠視の命令と悠一の変容 対象aのヴェールとしての子ども 子どもの誕生後の家庭の危機とファリック・マザーによる救済 子どもという対象の眩さ 『禁色』から『憂国』へ 『憂国』:対象aの物象化と現実界における出産幻想 映画版『憂国』 『豊饒の海』:現実的なまなざしと父親の生殖の現実的機能 窃視症者本多の逮捕 『暁の寺』校了による著者への影響 『天人五衰』:窃視症と養子縁組 ファリック・マザーの介入による家庭生活の破壊
第5章 金閣の書字と身体
溝口の身体像の欠如/青年たちの身体像の投げ返し 金閣の意味の重層化 幻想の女性への接近と現実の女性への接近 父性の代理者たちの失墜と性的体験 金閣の書体=身体の美 金閣の書体=身体の揺らぎと享楽 『金閣寺』という<他者>の身体における象徴的ファルスとその文体・カリグラフィー 「リチュラテール」論文における「流出」の考察 「リチュラテール」論文における「溝入」の考察
第6章 『サド侯爵夫人』と『わが友ヒットラー』のあいだ
両作品の関係性について 『サド侯爵夫人』 戯曲の構造 黒ミサをめぐる母親との対決:母親の身体の鎧 パロールの奪取:死の要求と要求の死の弁証法 大革命の到来 「カントとサド」:倒錯的幻想におけるシニフィアンの身体 死の欲動における無からの創造 放逐される老サド 文字の飛翔と政治 幕間:現実世界へのコミットメント 『わが友ヒットラー』 戯曲の構造 言語の不調 革命なき世界の脱落感 アドルスト:鼠の二重の身体 兜虫という身体の非シニフィアン性 クルップという超自我の失墜 美と幻想の終焉 退屈さと現実的なもの
第7章 剣と身体の政治的享楽
剣道と「怪物的日本」の声 映画版『憂国』の剣の論理 楯の会の創設 一なる線になること:三島の賭け



内容細目

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2021
910.268 910.268
三島 由紀夫 Lacan Jacques 精神分析
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