タイトルコード |
1000100936869 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
シュタイナーの思想とホリスティックな知 |
書名ヨミ |
シュタイナー ノ シソウ ト ホリスティック ナ チ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河野 桃子/著
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著者名ヨミ |
コウノ モモコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2021.10 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-326-25154-4 |
ISBN |
4-326-25154-4 |
数量 |
8,200p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
371.234
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個人件名 |
Steiner Rudolf |
注記 |
文献:p167〜186 |
内容紹介 |
シュタイナーの思想は哲学的な前期思想から、神秘主義的な後期思想へと転換した。なぜシュタイナーの後期思想は神秘主義的な手法で示されたのか。前期思想から一貫する「エゴイズムの克服」という課題から分析する。 |
著者紹介 |
1978年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程総合教育科学専攻単位取得退学。博士(教育学)。信州大学学術研究院総合人間科学系専任講師。 |
目次タイトル |
序章 本書の目的 |
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1.問題の所在 2.前期思想と後期思想の関係 3.本書の課題 |
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第1章 シュタイナーのシュティルナー解釈に見る「世界自己」としての「私」という観点 |
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1.前期シュタイナーによるシュティルナー評価と後期思想の接続という問題 2.「思考一元論」に基づくシュタイナーの認識論と「世界自己」 3.「世界自己」としての「私」を倫理的世界秩序につなぐ「倫理的個人主義」 4.「世界自己」への「発達」を導く「道徳的想像力」と<教育> 5.「世界自己」に向けた<教育>の手段としての後期思想 |
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第2章 「世界自己」の実現に向けた<教育>とそのための<神話> |
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1.「倫理的個人主義」の実現に求められる不可知論の克服という課題 2.<教育>の方法の模索 3.同時代人の「神話」への関心とシュタイナーが<神話>に込めた期待 4.<神話>の<教育>的機能とは |
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第3章 <神話>による<教育>(1) |
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1.後期思想における「私(自我・自己)」の三重構造 2.シュタイナーの再受肉論と「個人(Individualität)」 3.シュタイナーのキリスト論と「高次の自己」 4.後期思想における「認識の階梯」 5.<教育>を通じた認識の拡張の内実とは |
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第4章 <神話>による<教育>(2) |
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1.感情の拡大を通じた自己認識の変容 2.「一体となって知ること(Sich‐Einswissen)」 3.「ホリスティックな知」としての「一体となって知ること」 4.後期シュタイナーの歴史観における思考の変遷と意識的思考の保持 |
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第5章 <神話>が可能にする「ホリスティックな知」 |
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1.「この私」の枠をゆるめること 2.アナロジーの伝達機能 3.<神話>におけるアナロジー 4.「この私」の確保への配慮と「私」の「ホロン的階層」構造 |
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終章 「ホリスティックな知」による<教育>と教育 |
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1.<教育>のメディアとしてのシュタイナー後期思想 2.教育において「ホリスティックな知」を考えること 3.シュタイナー後期思想の再評価へ |