タイトルコード |
1000100938199 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
観光列車の経済学的研究 |
書名ヨミ |
カンコウ レッシャ ノ ケイザイガクテキ ケンキュウ |
|
地方鉄道の維持振興と地域活性化に向けて |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
藤田 知也/著
|
著者名ヨミ |
フジタ トモヤ |
出版地 |
堺 |
出版者 |
大阪公立大学共同出版会
|
出版年月 |
2021.10 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-909933-27-0 |
ISBN |
4-909933-27-0 |
数量 |
4,217p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
686.21
|
件名 |
鉄道-日本
地方鉄道
観光事業
|
注記 |
文献:p197〜216 |
内容紹介 |
厳しい条件に直面する地方鉄道の現状とその課題を分析。さらに地方鉄道再生と地域活性化の手段として、大規模な投資を伴わない、列車自身を観光資源とする事業・政策の有効性をまとめる。 |
目次タイトル |
第1章 日本における鉄道事業の現状と近年の地方鉄道問題 |
|
1-1.需要面からみる我が国の鉄道事業の現状 1-2.地方鉄道の定義 1-3.近年の地方鉄道問題の推移 1-4.地方鉄道の最新の旅客実態 1-5.地方鉄道への支援制度 1-6.地方鉄道が有する課題 1-7.小括 |
|
第2章 地方鉄道問題に対する政策に関するこれまでの検討 |
|
2-1.経済学的立場から 2-2.経済学以外の立場から 2-3.鉄道と観光に関する先行研究 2-4.先行研究の課題 |
|
第3章 地方鉄道の需要関数と弾力性分析-観光,交流人口の観点を踏まえて |
|
3-1.はじめに 3-2.地方鉄道の需要関数 3-3.需要関数の分析結果-運賃弾力性と値上げの採算性 3-4.小括 |
|
第4章 地方鉄道問題に対する第3の道としての交流人口開拓(観光政策の意義) |
|
4-1.観光アクセス交通としての鉄道(派生的需要) 4-2.観光資源としての鉄道「観光列車」(本源的需要) 4-3.本研究の目的と観光列車の定義 4-4.観光列車の性質に関する検討 4-5.分析対象の観光列車 4-6.地域が有する課題と地域開発の手法-新しい内発的発展論,ニューツーリズムとしての観光列車 |
|
第5章 観光列車の導入の経済的持続可能性評価-「伊予灘ものがたり」等 |
|
5-1.観光列車のコストと効果 5-2.観光列車の費用・効果の分析 5-3.観光列車導入に関する諸制度 5-4.観光列車政策の方向性 |
|
第6章 観光列車の空間的効果(1)-「端点駅効果」,中間駅「中間帯モデル」 |
|
6-1.はじめに 6-2.使用データ・分析手法 6-3.パネル分析と散布図分析 6-4.小括 |
|
第7章 事例分析-地域観光資源の詳細な調査とアーカイブ化 |
|
7-1.はじめに 7-2.山形県村山・置賜地域(「とれいゆつばさ」) 7-3.新潟県小千谷市・長岡市(「越乃Shu*Kura」) 7-4.岩手県遠野市(「SL銀河」) 7-5.愛媛県大洲市(「伊予灘ものがたり」) 7-6.コンセプトモデル 7-7.小括 |
|
第8章 観光列車の空間的効果(2)-中間駅「補完財・代替財モデル」 |
|
8-1.はじめに 8-2.観光資源のデータ抽出と分類 8-3.単純な沿線観光資源数1変数モデル 8-4.観光列車効果に寄与する観光資源の属性 8-5.補完財・代替財の2変数モデル 8-6.考察 8-7.小括 |
|
第9章 観光列車における観光資源の統一化-「複数の物語モデル」 |
|
9-1.はじめに 9-2.分析視角・分析手法の設定 9-3.「伊予灘ものがたり」の利用状況 9-4.「伊予灘ものがたり」の観光価値 9-5.沿線地域への観光列車効果 9-6.小括 |
|
第10章 鉄道輸送サービスの高付加価値化に関する定量的研究-観光列車アメニティの計測 |
|
10-1.はじめに 10-2.ヘドニック・アプローチ 10-3.実証分析 10-4.小括 |
|
第11章 新しい内発的発展論としての観光列車の役割-大井川鐵道を事例に |
|
11-1.問題意識 11-2.動態保存-大井川鐵道と蒸気機関車 11-3.大井川鐵道におけるSL列車戦略 11-4.考察 11-5.小括 |
|
第12章 観光列車の導入における鉄道事業者と沿線地域の連携機能-京都丹後鉄道「丹後くろまつ・あかまつ・あおまつ」を事例に |
|
12-1.研究目的 12-2.京都丹後鉄道の観光列車 12-3.観光列車に関するインタビュー調査 12-4.考察 12-5.小括 |
|
第13章 総括 |
|
13-1.各章の結果 13-2.鉄道事業者・沿線地域に効果をもたらす観光列車モデル |