タイトルコード |
1000100939364 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
救急医療の法的基層 |
書名ヨミ |
キュウキュウ イリョウ ノ ホウテキ キソウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小西 敦/著
|
著者名ヨミ |
コニシ アツシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
信山社
|
出版年月 |
2021.10 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7972-3352-0 |
ISBN |
4-7972-3352-0 |
数量 |
18,199p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
498.12
|
件名 |
救急医療-法令
救急業務-法令
|
注記 |
文献:p189〜195 |
内容紹介 |
救急医療の的確かつ円滑な実施のためには、いかなる法制度が良いのか、どのように法を解釈すべきなのか。トリアージ、法的根拠、患者受入体制、応招義務、補償関係など、広範なテーマから検討する。 |
目次タイトル |
第1章 大規模災害時のトリアージ概念の再検討 |
|
1.はじめに 2.先行研究 3.課題の概観 4.治療順位決定説 5.緊急度判断説 6.トリアージと医行為 7.搬送順位選択説・拠点病院体制確立説・形式説 8.消防における緊急度判定 9.私見:行為順位決定説 10.行為ごとの検討 11.おわりに |
|
第2章 救急医療における法的根拠と医師等の義務の再検討 |
|
1.はじめに 2.概念と課題 3.契約等の根拠 4.医的侵襲行為の根拠 5.家族等同意不要説に対する批判論の検討 6.説明義務と同意取得義務の整理 7.立法論 8.おわりに |
|
第3章 救急医療の法的根拠についての国際比較 |
|
1.問題意識 2.調査結果の概要 3.ドイツ 4.フランス 5.韓国 6.米国 7.我が国の法制度への示唆 |
|
第4章 救急医療制度の現状と救急医療法(仮称)の論点 |
|
1.はじめに 2.救急医療制度の現状と課題 3.海外の事例 4.横浜市救急条例 5.判例 6.救急医療法を制定する場合の論点 7.おわりに |
|
第5章 緊急事務管理規定とよきサマリア人法(GSL)の必要性 |
|
1.検討の対象 2.米国におけるGSLの現況 3.よきサマリア人法の不要説:1994年総務庁報告書 4.よきサマリア人法の必要説:1999年消防庁報告書 5.1994年総務庁報告書の発表時から現在までの環境変化 6.2004年AED報告書の内容 7.我が国の地方自治体の取組 8.緊急事務管理に関する判例 9.まとめ |
|
第6章 救急医療におけるメディカルコントロール |
|
1.はじめに 2.MCの意味 3.メディカルコントロール協議会 4.本稿における問い 5.救命士法上のMC 6.最広義MC 7.コアMC 8.実施基準MC 9.まとめ 10.本稿の残した課題 11.おわりに:今後のMCへの期待 |
|
第7章 韓国「119救助及び救急に関する法律」 |
|
1.はじめに 2.119法の制定経緯 3.119法の内容・運用実態 4.119法の成果と今後の課題 5.我が国の制度への示唆 6.おわりに |
|
第8章 地方自治体の新型インフルエンザ対策 |
|
1.はじめに 2.インフル特措法の目的と地方自治体の責務 3.情報の収集と提供,発生の公表と報告 4.対策本部 5.緊急事態宣言以降の措置 6.おわりに |
|
補章 新型コロナウイルス感染症を踏まえた救急医療の法的論点の覚書的整理 |
|
1.はじめに 2.トリアージ 3.法的根拠 4.患者受入体制 5.応招義務 6.補償関係 7.救急搬送状況 8.海外の事例 9.インフル特措法及び感染症法 10.おわりに |