タイトルコード |
1000100942238 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アレクサンドル・ブローク詩学と生涯 |
書名ヨミ |
アレクサンドル ブローク シガク ト ショウガイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
奈倉 有里/著
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著者名ヨミ |
ナグラ ユリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
未知谷
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出版年月 |
2021.11 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-89642-652-6 |
ISBN |
4-89642-652-6 |
数量 |
414p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
981
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個人件名 |
Blok Aleksandr Aleksandrovich |
注記 |
アレクサンドル・ブローク略年譜:p412〜413 文献:p414 |
内容紹介 |
アレクサンドル・ブロークの詩は悲劇俳優の情感あふれるモノローグであり、ブロークは自分自身に扮した俳優であった。ペテルブルグ大学構内での誕生から、40歳の若さで亡くなるまでを明らかにする。 |
著者紹介 |
1982年東京生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。研究分野はロシア詩、現代ロシア文学。著書に「夕暮れに夜明けの歌を」がある。 |
目次タイトル |
プロローグ 舞台上の死 |
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第一章 ペテルブルグ大学に生まれて |
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一 女学生のような母親 二 初めからいない父親 三 植物学者の祖父 四 となりの化学者一家 五 ベケートフ家の四姉妹 六 雑誌ごっこと演劇ごっこ 七 燃えはじめた炎 |
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第二章 初恋とアナムネーシス |
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一 初恋と詩作の始まり 二 マリヤによる描写の揺らぎ 三 詩人の誕生 四 別れ 五 記憶の消去と忘却 六 アナムネーシスによる創作 七 理想の火 |
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第三章 初めての詩集 |
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一 ハムレットとオフィーリア 二 創作と生活 三 死と婚約 四 初詩集の出版 五 麗しの貴婦人の詩 六 モスクワへ 七 火の尊敬 |
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第四章 岐路に立ち |
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一 戦争と革命 二 三角関係…? 三 思いがけない喜び 四 小屋芝居 五 かの女 六 繰り返す決闘未遂 七 火災と焼死への希求 |
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第五章 批評との闘い |
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一 批評家を黙らせるブローク 二 「後世の歴史家」恐怖症 三 解釈の行く先 四 現代の状況 五 詩の内包する問題 六 舞台への鍵 七 思想を超える火 |
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第六章 雪の日々から |
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一 雪と演劇 二 運命の歌 三 トルストイという太陽 四 赤子の死 五 イタリア詩篇 六 三つの死 七 火と雪と闇 |
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第七章 煙のなかで |
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一 夜のとき 二 報復 三 薔薇と十字架 四 カルメン 五 煙と炉端の夢想 |
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第八章 自伝と伝記研究 |
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一 伝記研究の課題 二 父方の出自 三 『自伝』と「ドイツ」問題 四 文学の影響問題 五 『自伝』と文学の影響問題 六 「ナショナリズム」と解釈の食い違い 七 解釈の食い違いはどこに生じているのか |
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第九章 世界の火災 |
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一 世界大戦と沈黙 二 物語詩『十二』の成立過程 三 世界の火災 四 発表後 五 革命本部での実務と逮捕 六 静寂と火葬 七 「火」の両義性による統一性 |