タイトルコード |
1000100958152 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本古代の外交と礼制 |
書名ヨミ |
ニホン コダイ ノ ガイコウ ト レイセイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
浜田 久美子/著
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著者名ヨミ |
ハマダ クミコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-04666-4 |
ISBN |
4-642-04666-4 |
数量 |
7,349,26p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.3
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件名 |
日本-歴史-古代
日本-対外関係-アジア(東部)-歴史
礼
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内容紹介 |
中国において君主の徳の規範であった礼制を、東アジアに共通する概念で捉え直し、外交儀礼や外交文書、藤原仲麻呂の渤海外交などを分析。国家形成の過程に、礼の整備の段階があることを論じ、律令国家の概念に問題を提起する。 |
著者紹介 |
1972年奈良県生まれ。法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。大東文化大学文学部教授。博士(文学)。著書に「日本古代の外交儀礼と渤海」「日本史を学ぶための図書館活用術」等。 |
目次タイトル |
序章 礼制からみる古代の東アジア |
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はじめに 一 礼の普遍性 二 君主間の外交 三 賓礼の性格 四 本書の内容と構成 |
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第一部 礼制と交通 |
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第一章 日唐交通と朝鮮半島 |
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はじめに 一 仮道・塞道 二 遣隋使・遣唐使と朝鮮半島 三 航路の検討 おわりに |
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第二章 八・九世紀の日本と新羅 |
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はじめに 一 遣唐使と遣新羅使 二 遣新羅使の役割-遣唐使派遣に関して- 三 日羅間の外交形態 おわりに |
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第二部 外交文書にみる古代日本 |
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第一章 東アジアにおける文書外交と相互認識 |
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はじめに 一 君主間文書(国書) 二 役所間文書 おわりに |
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第二章 大宰府における外交文書調査 |
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はじめに 一 石井正敏氏の「国書開封権」研究 二 これまでの論点 三 大宰府における外交文書開封 おわりに |
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第三章 外交文書開封にみる政治文化 |
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はじめに 一 「渤海蕃例」をめぐって 二 存問使による外交文書の開封 おわりに |
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第三部 古代国家の外交儀礼 |
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第一章 「賓礼」以前 |
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はじめに 一 六世紀までの外交儀礼 二 対隋外交による変化 三 百済の役以後 おわりに |
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第二章 律令国家の外交儀礼 |
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はじめに-華夷思想と礼- 一 正月儀礼への参加 二 賓礼の整備 三 外交儀礼の変質 四 外交儀礼の儀式化 おわりに-外交儀礼の重要性- |
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第四部 藤原仲麻呂の渤海外交 |
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第一章 遣唐使藤原清河の帰国策 |
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はじめに 一 藤原仲麻呂の周辺 二 藤原清河の帰国策 三 藤原仲麻呂の外交政策 おわりに |
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第二章 藤原仲麻呂と「高麗」 |
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はじめに 一 藤原仲麻呂と「高麗朝臣」 二 「高麗」国号の使用 三 宝亀年間の外交 おわりに |
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第三章 渤海使と出羽国 |
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はじめに 一 日渤外交初期 二 藤原仲麻呂政権 三 仲麻呂政権以後 四 八世紀の渤海使の多様性 おわりに |
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終章 「律令国家」への問題提起 |