タイトルコード |
1000100958158 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
清代回疆社会経済史研究 |
書名ヨミ |
シンダイ カイキョウ シャカイ ケイザイシ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
堀 直/著
堀直先生論集刊行会/編
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著者名ヨミ |
ホリ スナオ ホリ スナオ センセイ ロンシュウ カンコウカイ |
出版地 |
吹田 |
出版者 |
大阪大学出版会
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出版年月 |
2022.1 |
本体価格 |
¥8200 |
ISBN |
978-4-87259-746-2 |
ISBN |
4-87259-746-2 |
数量 |
8,440p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
222.8
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件名 |
新疆ウイグル自治区-歴史
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注記 |
文献:p415〜428 |
内容紹介 |
清朝統治下で「回疆」と称された新疆南部、タリム盆地周縁に連なるオアシス共同体の社会・経済関係を究明し、それを成立せしめていた事象を検討してきた堀直。その研究の中心をなす全18篇の論考をまとめる。 |
著者紹介 |
1946〜2020年。大分県生まれ。大阪大学大学院文学研究科単位取得満期退学。甲南大学名誉教授。 |
目次タイトル |
序章 新疆経済史の可能性 |
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1.中央アジア史のなかの新疆地区 2.シルクロードの実態と変容 3.清朝の中央アジア統治 4.清末からの新疆の経済 |
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第一部 清朝の回疆統治 |
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第1章 清代回疆の交通事情:軍台と卡倫を中心として |
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はじめに 1.清朝の支配と軍台 2.清朝の対外政策と交易路 おわりに |
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第2章 清代回疆の貨幣制度:普爾鋳造制について |
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はじめに 1.普爾鋳造制の創始 2.普爾鋳造制の確立 3.清の回疆支配と普爾鋳造制 4.道光の改革と制度の崩壊 おわりに |
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第3章 清朝の回疆統治についての二,三の問題:ヤルカンドの一史料の検討を通じて |
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はじめに 1.文書の紹介 2.年代と性質 3.『大木文書』からみた清朝の回疆統治 おわりに |
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第4章 『大木文書』のベクたち:中国第一歴史档案館所蔵史料との検証 |
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はじめに 1.「ベク官人」制度の研究と『大木文書』 2.『大木文書』のベク記事 3.档案史料に遺るヤルカンドのベクたち 4.『大木文書』の前と後 おわりに |
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第二部 農村と水利 |
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第5章 清代回疆の水利灌漑:19〜20世紀のヤルカンドを中心として |
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はじめに 1.回疆農業に於ける灌漑 2.ヤルカンド=オアシスの灌漑水路 3.ヤルカンド=オアシスの農村社会と水利網 4.オアシス灌漑網の運営 おわりに |
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第6章 清代回疆の耕地面積:流れる水から,動かぬ大地へ |
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はじめに 1.新疆省期の回疆耕地 2.清朝の把握した回疆耕地 3.パトマンをめぐって 4.清代回疆の耕地面積 5.水と土地と種 おわりに |
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第7章 トルファンのカーレーズ小考 |
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はじめに 1.カーレーズの灌漑面積 2.嶋崎氏の所説 3.嶋崎説の問題点(1) 4.嶋崎説の問題点(2) 5.カーレーズ灌漑農業の経営形態 6.カーレーズの導入と普及の理由 おわりに |
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第8章 回疆玉米考 |
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はじめに 1.回疆へのトウモロコシの伝来 2.トウモロコシの普及とその原因 3.耕地面積をめぐって 4.回疆農耕の変容 5.変化の背景 おわりに |
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第三部 オアシス都市 |
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第9章 回疆都市ヤルカンド:景観的復原の試み |
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はじめに 1.ヤルカンド 2.囲郭と城門 3.商業活動の場:バーザールとサライ 4.宗教・教育施設 5.貯水池その他 おわりに |
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第10章 ヤルカンドの街区:旧城内の歴史的プラン復原の試み |
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はじめに 1.現在のヤルカンド旧城の街区:囲郭撤去の後 2.旧城に囲郭のあった頃:1965年以前のヤルカンド 3.19世紀の『大木文書』にみるヤルカンド旧城 4.オアシス都市の仕組みについて おわりに |
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第11章 カシュガル旧城居住街区の点描:Kona Orda Kochaにいたるまで |
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はじめに 1.カシュガル「旧城」について 2.「旧城」内の街区:1987〜1990 3.居住街区の点描 おわりに |
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第四部 文書史料が描く回疆社会 |
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第12章 トルファンの回子たち:嘉慶年間の軍機処文書の一端の紹介 |
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はじめに 1.嘉慶「吐魯番(トルファン)回子訴求案」 2.4点の非漢文文書と3点の漢訳文書の紹介 3.「吐魯番回子訴求案」文書群の構成の復原 4.3点のE.T.文書 おわりに |
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第13章 回疆犯科帳:清代漢籍史料からみたる社会の一断面 |
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はじめに 1.考察の視角・先行研究および史料 2.日常性の内のハプニング:傷害致死事件から 3.物欲のからみ:ベター=ライフを求めた結果に 4.何時でも何処でも:男と女 おわりに |
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第14章 ウプサラ大学所蔵の二片の回疆公文書 |
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はじめに 1.ウプサラ大学の中央アジア写本 2.ふたつの文書の記事 3.記事内容の検討 おわりに |
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補論1 『大木文書』の年次についての補論 |
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はじめに 1.拙稿中での私案と補論の理由 2.档案館の録副・【シュ】批に見える官人ベク 3.『大木文書』中のベク人名と档案史料 4.档案史料の可能性 おわりに |
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補論2 回疆の社会経済文書について:チャガタイ語文書の紹介を中心として |
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はじめに 1.回疆の社会・経済史研究の現状:史料的条件から 2.近年の回疆文書の公開 3.文書例の紹介 4.初歩的な諸問題 おわりに |
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結章 オアシスに生きた人々 |
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はじめに 1.ヤルカンド=オアシスの古代・中世 2.清代のヤルカンド 3.水利用と交易からみたヤルカンド=オアシス 4.オアシスの中心:囲郭都市 おわりに |