タイトルコード |
1000100961247 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
清沢満之における宗教哲学と社会 |
書名ヨミ |
キヨザワ マンシ ニ オケル シュウキョウ テツガク ト シャカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鈴村 裕輔/著
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著者名ヨミ |
スズムラ ユウスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
法政大学出版局
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-588-15124-8 |
ISBN |
4-588-15124-8 |
数量 |
222,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
188.72
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個人件名 |
清沢 満之 |
注記 |
文献:p207〜214 |
内容紹介 |
浄土真宗・真宗大谷派の教団改革に邁進した僧侶であり、ヘーゲルを修めた哲学者でもある清沢満之。明治期における形而上学研究を先導した清沢の思想形成をたどり、その独自の社会観を論じる。 |
著者紹介 |
1976年生まれ。東京都出身。法政大学大学院国際日本学インスティテュート政治学研究科政治学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。名城大学外国語学部国際英語学科准教授などを務める。 |
目次タイトル |
序論 |
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一 本書の目的と意図 二 本書の構成と概要 |
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第一章 清沢満之研究の現状と課題 |
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一 清沢満之の思想と著作 二 清沢満之研究の展開 三 今村仁司『清沢満之と哲学』の成果と課題 |
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第二章 『宗教哲学骸骨』への道 |
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一 哲学史の時代 二 清沢満之『西洋哲学史講義』 三 個と内面の時代 |
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第三章 『宗教哲学骸骨』における清沢満之の宗教哲学 |
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一 『宗教哲学骸骨』の概要 二 有限無限論と依立独立論の論理的関係 三 宗教と哲学 四 カントとヘーゲルの調停の試みとしての『宗教哲学骸骨』 |
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第四章 清沢満之における超越概念 |
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一 有神論と無神論 二 仏教における超越概念 三 「理想と妄想」と真如への道 四 精神主義と超越 五 有限無限論と超越 六 他力思想と超越 |
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第五章 国家による宗教の統制と清沢満之の真俗二諦論批判 |
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一 明治天皇制国家の宗教政策と清沢満之 二 明治時代における国家による宗教の統制 三 明治時代における浄土真宗の真俗二諦論と天皇制国家への協力 四 清沢満之における真俗二諦論の変遷 五 俗諦国益論に対する清沢満之の批判 |
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第六章 精神主義における宗教と社会 |
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一 宗教と社会の対立 二 清沢満之の公共主義における個人と社会 三 精神主義と社会 四 社会と国家に対する態度の可能性 |
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第七章 宗教と社会の新たな地平 |
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一 信仰における主体の問題 二 親鸞における他力信仰と主体性 三 清沢満之における他力信仰と主体性 四 宗教と社会の新たな地平 |