タイトルコード |
1000100243061 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本古代史と応神天皇 |
書名ヨミ |
ニホン コダイシ ト オウジン テンノウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
直木 孝次郎/著
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著者名ヨミ |
ナオキ コウジロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
塙書房
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出版年月 |
2015.1 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-8273-1270-6 |
ISBN |
4-8273-1270-6 |
数量 |
6,240,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.32
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件名 |
日本-歴史-大和時代
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内容紹介 |
主として4世紀末から5世紀始めにかけて在位した応神天皇を中心に、日本古代の天皇の地位や権力について述べた5つの論文を収録。また、2001年以降に書いた4つの論文をまとめて外編として掲載する。 |
著者紹介 |
1919年神戸市生まれ。京都大学文学部卒業。大阪市立大学名誉教授。著書に「日本古代国家の構造」「持統天皇」「壬申の乱」など。 |
目次タイトル |
<本編> |
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序論 日本国家の初期の状態を『記・紀』はどう語っているか |
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一 初期の天皇の実在性と諡号 二 応神天皇以前の神と天皇の関係 三 神代の延長の時期における国制発展の所伝 むすび |
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第一章 河内政権の成立と応神天皇 |
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一 歴史の曲りかど、または切れ目 二 応神天皇はだれの子か 三 応神天皇の後継者 むすび |
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第二章 日本古代国家の形成と河内政権 |
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はじめに 一 「応神王朝論」提起の背景 二 河内政権論の批判に答える 三 河内政権をささえたもの 四 河内政権の大王は何人いたか 五 古代国家形成史上の河内政権 |
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第三章 山根徳太郎の難波宮研究 |
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はじめに 一 難波宮跡調査の苦心 二 難波王朝と神代について 三 八十島祭とみそぎ 四 国家形成に関する山根説の問題点 |
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第四章 応神天皇朝で変わる日本古代史 |
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はじめに 一 神代の延長 二 氏族の祖の現われる時代 三 中国との国交の再開 むすび |
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第五章 大和政権から河内政権へ |
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はじめに 一 纏向遺跡の消滅の意味 二 有力豪族集団の基盤の地はどこか 三 四世紀の倭国と朝鮮 四 津堂城山古墳の出現と河内の新文化 五 応神天皇は変動期の天皇 |
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あとがきに代えて |
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<外編> |
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第一章 日本の古代国家の特色 |
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はじめに 一 論語の人びと 二 初期万葉の人びと 三 原始共同体と古代国家 |
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第二章 摂津国の成立再論 |
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はじめに 一 地名と国名 二 津国の成立時期 三 務古水門と大輪田泊の位置と関係 四 難波津と務古水門・住吉津の関係 五 敏売崎の神酒と敏売崎の位置について |
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第三章 称徳天皇山陵の所在地 |
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はじめに 一 称徳天皇山陵の史料 二 西大寺の寺地 三 称徳天皇山陵兆域の推定 むすび 補論1 小字高塚について 補論2 北辺坊四坊について |
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第四章 大宝以前の山上憶良 |
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はじめに 一 舎人と位階 二 写経生説 三 出家還俗説 四 下級評司説の提唱 むすび |