タイトルコード |
1000100966083 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本のゼミナール教育 |
書名ヨミ |
ニホン ノ ゼミナール キョウイク |
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人文・社会科学領域等の学士課程教育における学習共同体の姿 |
叢書名 |
高等教育シリーズ
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叢書番号 |
182 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西野 毅朗/著
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著者名ヨミ |
ニシノ タケロウ |
出版地 |
町田 |
出版者 |
玉川大学出版部
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-472-40618-8 |
ISBN |
4-472-40618-8 |
数量 |
6,316p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
377.15
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件名 |
ゼミナール(大学)
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注記 |
文献:p257〜263 |
内容紹介 |
重要視されながらも実態が把握されてこなかった日本のゼミナール教育の姿を歴史的・量的・質的な分析を通じて描き出し、日本の大学におけるゼミナール教育とは何か、いかなる価値と課題を内包しているのかを明らかにする。 |
著者紹介 |
同志社大学大学院社会学研究科教育文化学専攻博士後期課程修了。博士(教育文化学)。京都橘大学経営学部および教育開発・学習支援室専任講師。共著に「アクティブラーニング」など。 |
目次タイトル |
序章 なぜゼミナール教育に注目するのか |
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第1節 大学教育の現代的課題と日本的特質 第2節 ゼミナール教育の何をどのように明らかにするか 第3節 本書の構成 |
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第1部 ゼミナール教育の発展過程 |
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第1章 戦前期のゼミナール教育 |
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第1節 世界におけるゼミナールの興りと展開 第2節 官立大学におけるゼミナール教育の誕生と変遷 第3節 私学におけるゼミナール教育の誕生と変遷 第4節 戦前期ゼミナールとは何であったか |
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第2章 戦後期のゼミナール教育 |
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第1節 低年次におけるゼミナール教育 第2節 低年次ゼミナールの変容 第3節 大学設置基準の大綱化の影響 第4節 低年次ゼミナールの具体的変容過程 第5節 専門ゼミナールの再考 第6節 ゼミナール教育の再定義 |
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第2部 ゼミナール教育の現状と課題 |
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第3章 教員視点で捉えるゼミナール教育 |
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第1節 調査と分析の概要 第2節 学科レベルのゼミの状況 第3節 教員個人が担当する専門ゼミの状況 第4節 卒業論文の状況 第5節 現代の専門ゼミ教育の課題は何か |
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第4章 学生視点で捉えるゼミナール教育 |
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第1節 調査と分析の概要 第2節 ゼミ配属の実態 第3節 学生と教員の関係性とゼミの問題解決 第4節 ゼミ活動への積極性と成長実感の関係 第5節 成長実感と学習方法の関係 第6節 卒業研究・制作の認識と取り組み 第7節 学生の認識を専門ゼミ教育の改善に活かす |
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第3部 ゼミナール教育のエスノグラフィー |
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第5章 エスノグラフィーの方法論と対象 |
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第1節 なぜエスノグラフィーを用いるのか 第2節 エスノグラフィーの具体的方法論 第3節 対象の選択規準 第4節 対象の概要 |
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第6章 専門ゼミナールへの導入過程 |
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第1節 選考過程に見る両側面性 第2節 演習Ⅰのデザインに見る両側面性 第3節 演習Ⅰにおける学習成果の修得過程 第4節 演習Ⅰにおける共同体側面の導入過程 第5節 専門ゼミの導入過程における「学習・共同体」 |
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第7章 困難な課題への挑戦 |
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第1節 演習Ⅱ・Ⅲのデザインと実態 第2節 議論のスキルの修得過程 第3節 情報収集能力の修得過程 第4節 専門性の修得過程 第5節 プレゼンテーション能力の修得過程 |
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第8章 関係性の変化と影響 |
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第1節 リーダーシップの開発と埋没 第2節 社会との出会いが学びに与えるインパクト 第3節 教員-学生間の関係性の変化 第4節 「学習・共同体」から「学習共同体」へ |
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第9章 就職活動と卒業研究と社会人生活 |
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第1節 就職活動とゼミの関係 第2節 卒業研究の意義と過程 第3節 共同体における関係性の再構築 第4節 ゼミでの学びと社会人生活のつながり 第5節 学習共同体の解体と社会への接続 |
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補章 遠隔ゼミナール教育の姿 |
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第1節 学生調査で把握するゼミ遠隔化の影響 第2節 ゼミ実施形態の希望と理由 第3節 遠隔化によるゼミ・コミュニケーションの変化 第4節 Afterコロナ時代のゼミをどうすべきか |
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終章 ゼミナール教育の過去・現在・未来 |
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第1節 日本のゼミナール教育の特徴 第2節 ゼミナール教育実践への示唆 第3節 関連する理論的モデルへの提言と示唆 第4節 残された課題と今後の展望 |