タイトルコード |
1000100966828 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
病いの会話 |
書名ヨミ |
ヤマイ ノ カイワ |
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ネパールで糖尿病を共に生きる |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中村 友香/著
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著者名ヨミ |
ナカムラ ユカ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥4300 |
ISBN |
978-4-8140-0394-5 |
ISBN |
4-8140-0394-5 |
数量 |
8,383p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
493.123
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件名 |
糖尿病
医療-ネパール
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注記 |
文献:p365〜375 |
内容紹介 |
阿鼻叫喚とカオスのように見えるネパールの医療現場。そこには身体経験を患者と他者が共有することで不安を解く<不器用な>生活実践があった。二型糖尿病患者たちに焦点を当て、病いの会話とそこにある関係性を明らかにする。 |
著者紹介 |
1990年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員。国立民族学博物館外来研究員。 |
目次タイトル |
序章 ネパールの糖尿病患者をめぐる問い |
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1 ある老婆の言葉 2 ネパールの糖尿病と不確かさ 3 「村人」言説と糖尿病の経験 4 病いの会話-「病いの語り」からの跳躍 5 調査概要と構成 |
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第1章 「壊れている(bigreko)」とは何を意味するか |
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1 ネパールにおける生物医療の略史 2 生物医療をめぐる制度 |
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第2章 病院・薬局での「すれ違い」 |
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1 トゥルシプール市と医療 2 トゥルシプール市における生物医療施設と患者の経験 3 生物医療従事者/施設側の事情 4 私立薬局の状況と糖尿病薬 5 薬局での交渉と移動 6 日常の経験を構成する一要素としての生物医療 |
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第3章 食事と薬をめぐる身体感覚と実践 |
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1 ネパールにおける糖尿病の現状と専門家の説明 2 食べ物と病気 3 薬剤の捉え方 4 経験によりつくられる糖尿病 |
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第4章 病いの不確かさへの対峙と、他者とのかかわり |
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1 第三者の介在の中で形作られるインタビュー 2 断片的なもの 3 他者の語りと病いの経験の構築 4 断片をつなぎ合わせる-事例分析 5 不確かさや偶発性への対処、そして会話 |
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第5章 身体をめぐる交渉 |
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1 内分泌科専門クリニックの患者たち 2 待合室でのやりとり 3 診察室でのコミュニケーションの実際 4 医療従事者の反応と解釈 5 身体をめぐる会話と交渉 |
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終章 病いの会話と「共に生きる」こと |
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1 ネパールの二型糖尿病をめぐる不確かさの様相 2 <不器用な>配慮と意思の問題 3 病いの会話-不確かな世界を「共に生きる」希望 4 おわりに-病いと不安の闇の中、そしてその先 |