タイトルコード |
1000100970316 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
クルト・ヴァイルの世界 |
書名ヨミ |
クルト ヴァイル ノ セカイ |
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実験的オペラからミュージカルへ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大田 美佐子/著
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著者名ヨミ |
オオタ ミサコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥4400 |
ISBN |
978-4-00-022645-5 |
ISBN |
4-00-022645-5 |
数量 |
8,465,21p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
762.34
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個人件名 |
Weill Kurt |
注記 |
クルト・ヴァイル年譜:巻末p19〜21 |
内容紹介 |
「三文オペラ」で知られるクラシック音楽の作曲家クルト・ヴァイル。亡命後、アメリカのミュージカル界で活躍するも、「大衆迎合主義」と批判される。没後70年を経て再評価が進む「二つのヴァイル」の実像を描出する。 |
著者紹介 |
ウィーン大学大学院人文科学科博士課程修了。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は音楽文化史・音楽美学。 |
目次タイトル |
序章 《三文オペラ》と「二人のヴァイル」 |
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第一部 |
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第一章 デッサウから世界へ |
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第一節 史跡が語るデッサウの栄華 第二節 クルト・ヴァイル誕生 第三節 歌を紡ぐ |
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第二章 踊るベルリン |
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第一節 戦間期のベルリン 第二節 学びと出会いのベルリン 第三節 ブゾーニに学ぶ 第四節 批評家としてのヴァイル 第五節 踊るオペラと歌うバレエ |
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第三章 《三文オペラ》の熱狂とオペラの実験 |
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第一節 一九二八年《三文オペラ》の熱狂 第二節 ブレヒトとの出会い 第三節 ソング劇《マハゴニー》 第四節 《三文オペラ》の誕生 |
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第四章 ヴァイルとブレヒトのアメリカ |
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第一節 《三文オペラ》以後の針路 第二節 《ハッピー・エンド》 第三節 《マハゴニー市の興亡》 |
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第五章 闘うヴァイル |
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第一節 新しいメディア 第二節 《リンドバーグの飛行》 第三節 学校オペラ 第四節 オペラが警鐘を鳴らすとき |
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第二部 |
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第六章 亡命の哀歌 |
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第一節 パリ・コネクション 第二節 歌う交響曲と歌うバレエ 第三節 パリでの苦闘 第四節 亡命とオペレッタ |
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第七章 アメリカで見た景色 |
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第一節 アメリカの《三文オペラ》 第二節 アメリカ音楽界 第三節 反戦ミュージカル |
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第八章 ダビデの星と星条旗 |
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第一節 約束の道 第二節 永遠の道 第三節 時事ページェントの世界 第四節 ミュージカルで学ぶアメリカの歴史 第五節 政治と音楽 |
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第九章 ドラマとしてのミュージカル |
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第一節 ヒット・ミュージカルの法則 第二節 ミュージカルとブレヒト 第三節 ミュージカルコメディ《ワン・タッチ・オブ・ヴィーナス》 第四節 戦争末期の作品 |
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第十章 社会派音楽劇の軌跡 |
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第一節 ヴァイルが伝えたかったアメリカ 第二節 ブロードウェイオペラ 第三節 ヴォードヴィルへの戦略的回帰 第四節 《はるけき谷間に》 第五節 秘めていたテーマ |
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終章 文化的記憶としての《三文オペラ》 |