蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
分裂を生きる
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著者名 |
安達原 達晴/著
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著者名ヨミ |
アダチバラ タツハル |
出版者 |
翰林書房
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出版年月 |
2023.3 |
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
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1 |
東部図書館 | 一般開架 | 91026/シト 56/ | 2103012674 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000101070120 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
分裂を生きる |
書名ヨミ |
ブンレツ オ イキル |
|
島尾敏雄の戦争小説 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
安達原 達晴/著
|
著者名ヨミ |
アダチバラ タツハル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
翰林書房
|
出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-87737-474-7 |
ISBN |
4-87737-474-7 |
数量 |
308p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
910.268
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個人件名 |
島尾 敏雄 |
内容紹介 |
島尾敏雄の戦争(特攻部隊)体験を<生>と<死>の枠組みだけではなく、<公>と<個>の両義という枠組みで捉えると何がみえてくるのか。島尾の戦争小説を論じつつ、彼の戦争小説を語るための新たな問題系を掘り起こす試み。 |
著者紹介 |
東海大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期満期退学、のち博士号(文学)取得。同大学文学部日本文学科講師。専門は日本近・現代文学。 |
目次タイトル |
Ⅰ |
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第一章 <公>への方法的没入 |
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1.後半部の重要性 2.「信管」をめぐる言説 3.「疲れ」と空白 4.「私」の「心決め」 5.<公>と<個>の関係性 6.小説家の「出発」と時代の「区切り」 |
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第二章 <公>と<個>に裂かれる自画像 |
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1.体験の<終わり>と<始まり> 2.<背中>の表象と隊長「私」 3.「日本刀」と<武装化/非武装化> 4.「裸鏡の中の自分」 5.「島にとどまる」ということ 6.<南島>との関係性の書き換え 7.本作の意義 |
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Ⅱ |
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第三章 自画像の選択 |
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1.二つの草稿 2.「出孤島記」との比較から 3.「トエ」像の抽象化 4.主題の明確化 5.自画像の選択 |
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第四章 両義的自画像の演出 |
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1.トエの家にて 2.<非武装化>と「鏡」 3.小括 |
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Ⅲ |
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第五章 <物語化>の回避 |
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1.「接触」の位置づけ 2.<加害>としての「私」 3.「決着」の回避 4.<歴史的他者>=(戦)死者をめぐり 5.過去回想形式の意味 |
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Ⅳ |
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第六章 両義的自画像の起源 |
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1.特攻隊員の自己形成 2.「士官服」と「からだ」 3.歪む「私」 4.分裂する「私」 5.<南島>の発見 6.<いま>を問い返す語り |
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第七章 親和と異和 |
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1.<公>と<個>の揺らぎ 2.旅順と表忠塔 3.「私」と旅順 4.「幻影」の表忠塔 5.「無感動」と「故知らぬ悔い」 6.「涙」の意味 |
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付 |
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(講演)草稿からみる小説家・島尾敏雄の方法 |
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草稿画像資料 |
内容細目
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