タイトルコード |
1000100927675 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦間期日本陸軍の宣伝政策 |
書名ヨミ |
センカンキ ニホン リクグン ノ センデン セイサク |
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民間・大衆にどう対峙したか |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
藤田 俊/著
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著者名ヨミ |
フジタ タカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
芙蓉書房出版
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出版年月 |
2021.9 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-8295-0817-6 |
ISBN |
4-8295-0817-6 |
数量 |
308p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
396.21
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件名 |
陸軍-日本
宣伝
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内容紹介 |
総力戦対応に向けた国家総動員体制の確立に「宣伝」はどのような影響を与えたのか? 陸軍の情報・宣伝政策と大衆化を牽引した新聞・雑誌等のメディアの関係性を分析。戦間期の陸軍・民間・大衆の相互関係を明らかにする。 |
著者紹介 |
1985年東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。北九州市立大学基盤教育センター准教授。 |
目次タイトル |
序章 視角と課題 |
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一 本書の問題意識 二 研究史の整理と本書の課題 三 本書の構成 |
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第一部 軍事活動の多義化と大衆社会への順応 |
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第一章 シベリア出兵下の新聞操縦 |
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はじめに 一 新聞操縦に向けた機運の高まり 二 極東ロシア・東シベリアでの露字紙操縦 三 ハルビンでの邦字紙創刊 小括 |
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第二章 陸軍省新聞班の設立 |
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はじめに 一 日清・日露戦争期の新聞界 二 日露戦後から第一次世界大戦までの陸軍の新聞対策 三 寺内内閣の臨時新聞局設置構想と陸軍の姿勢 四 新聞班と記者クラブ 小括 |
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第三章 桜井忠温と軍事の大衆化 |
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はじめに 一 軍人作家桜井忠温 二 大正期陸軍の社会認識 三 新聞班長桜井忠温 小括 |
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第四章 済南事件の善後処置 |
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はじめに 一 山東出兵と国内外世論 二 陸軍による対内外宣伝 三 衛戍地熊本における世論形成 小括 |
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第二部 陸軍宣伝の変容と国策主導に向けた展開 |
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第五章 浜口内閣期軍制改革問題と「満二十五年陸軍記念日事業」 |
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はじめに 一 国防思想普及委員会の本格始動 二 宣伝媒体化される日露戦争の記憶 三 陸軍記念日に向けた軍民双方の動き 四 陸軍記念日の反響と満洲事変への布石 小括 |
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第六章 満洲事変前後の陸軍宣伝 |
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はじめに 一 国防思想普及運動と陸軍中央 二 「満蒙の危機」と親陸軍世論 三 満洲事変の終息と政治宣伝の萌芽 小括 |
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第七章 日中戦争前後の陸軍宣伝 |
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はじめに 一 粛軍期陸軍のメディア対策 二 日中戦争と「政戦両略一致ノ宣伝」体制 三 日中戦争下の陸軍と民間 小括 |
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終章 戦間期の陸軍宣伝と民間・大衆 |
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一 戦間期陸軍宣伝の特質 二 戦間期日本の陸軍・民間・大衆 |