タイトルコード |
1000100917895 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
国際犯罪の指導者処罰 |
書名ヨミ |
コクサイ ハンザイ ノ シドウシャ ショバツ |
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国際刑事裁判所の理論と実践を中心に |
叢書名 |
神戸学院大学法学研究叢書
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叢書番号 |
26 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木原 正樹/著
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著者名ヨミ |
キハラ マサキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
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出版年月 |
2021.8 |
本体価格 |
¥4900 |
ISBN |
978-4-589-04163-0 |
ISBN |
4-589-04163-0 |
数量 |
10,223p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.6
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件名 |
国際刑事裁判所
国際犯罪
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注記 |
文献:p207〜215 |
内容紹介 |
組織に国際犯罪を行わせた指導者個人を処罰する根拠とは。「国家の国際犯罪」としての侵略犯罪法典化の断念と「個人の国際犯罪」としての平和に対する罪等の処罰の歴史から、国際刑事裁判所の指導者処罰の意義と限界を考察。 |
著者紹介 |
1961年大阪府生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了(国際関係学博士)。神戸学院大学教授。専門は国際法。 |
目次タイトル |
序章 問題の所在 |
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第1部 「国家の国際犯罪」の処罰から「個人の国際犯罪」の処罰へ |
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第1章 「国家の国際犯罪」としての侵略概念とその法典化の断念 |
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1 「国家の国際犯罪」としての侵略概念 2 「国家の国際犯罪」としての侵略法典化から「人類の平和と安全に対する犯罪」へ |
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第2章 「個人の国際犯罪」処罰の実現と国際刑事裁判所の成立 |
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1 第一次世界大戦後の処理における個人処罰の提案 2 国家による侵略行為の処罰 3 「国際犯罪」としての侵略に基づく国家と個人の処罰 4 「個人の国際犯罪」としての「平和に対する罪」処罰の実現 5 「個人の国際犯罪」処罰の実現から国際刑事裁判所の設立へ 6 国際刑事裁判所における「個人の国際犯罪」処罰の意義 |
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第2部 国際法上の国際犯罪の指導者処罰理論 |
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第1章 「共同犯罪実体」概念による指導者処罰の模索 |
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1 旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所(ICTY)判例上の「共同犯罪実体」概念による指導者処罰 2 「拡大型共同犯罪実体」概念による指導者処罰の意義と問題点 |
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第2章 国際刑事裁判所(ICC)における指導者処罰の可能性と課題 |
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1 上官責任による指導者処罰の可能性と課題 2 指導者処罰のための「コントロール」理論の形成 3 「コントロール」理論による指導者処罰の明確化 |
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第3章 国家の「侵略行為」を前提とする「侵略犯罪」の処罰 |
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1 国家の「侵略行為」が「侵略犯罪」の前提とされたことの意義 2 「侵略犯罪」の主体たる指導者の「コントロール」基準による画定 |
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終章 国際犯罪の指導者処罰の「鍵」 |