タイトルコード |
1000100981626 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
変貌する保険事業 |
書名ヨミ |
ヘンボウ スル ホケン ジギョウ |
|
インシュアテックと契約者利益 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石田 成則/著
|
著者名ヨミ |
イシダ シゲノリ |
出版地 |
[東京] |
出版者 |
中央経済社
中央経済グループパブリッシング(発売)
|
出版年月 |
2022.5 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-502-41891-4 |
ISBN |
4-502-41891-4 |
数量 |
3,4,248p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
339
|
件名 |
保険
フィンテック
|
注記 |
文献:p228〜240 |
内容紹介 |
契約者利益への影響を中心に、保険技術革新、インシュアテックのこれまでの成果を、理論と実態の両面から検証。インシュアテック時代における保険規制の役割と契約者による自己責任のあり方を考える。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。関西大学政策創造学部教授。商学博士(早稲田大学)。著書に「老後所得保障の経済分析」など。 |
目次タイトル |
序章 保険業を取り巻く環境変化と事業革新 |
|
1.保険事業革新の現状 2.保険業のイノベーションとは何か? 3.インシュアテック時代の新たな保険規制 4.本著の構成および概要 |
|
第1章 保険業におけるイノベーションと契約者利益 |
|
1.金融・保険技術革新をめぐる論点 2.貨幣的成長モデルの枠組み 3.金融・保険技術革新の企業価値への影響 4.金融・保険技術革新の経済的帰結 5.金融・保険技術革新への条件整備 補論 貨幣的成長モデルの概要 |
|
第2章 個人保険・団体保険の商品性革新 |
|
1.自在型(アカウント型)生命保険 2.個人年金保険と変額年金保険・変額保険 3.団体年金保険と分離勘定の運用 4.高齢社会での人的サービス対応商品:第三分野保険・傷害疾病保険 |
|
第3章 保険技術革新による顧客価値創造型マーケティング |
|
1.保険技術革新と販売チャネル 2.保険業をめぐるインシュアテックの現況 3.保険販売の技術革新がもたらす新たなCRM 4.デジタルマーケティングが実現する契約者利益 5.LTVに基づく顧客生涯価値の可視化と保険業のCRM 補論 LTVの効果に関する検証 |
|
第4章 「製販分離」による保険業の新たなビジネスモデル |
|
1.金融リテール分野における「製販分離」 2.保険業における「製販分離」の現状 3.販売チャネル多様化の現状とその要因 4.「製販分離」事例としての銀行の窓口販売 5.保険業における「製販分離」の課題 6.保険業における「製販分離」の展開 |
|
第5章 保険市場の特殊性と契約者利益 |
|
1.保険事業における生産概念 2.保険市場における価格差別とサーチ活動 3.保険市場における契約者利益の向上 |
|
第6章 保険経営形態と契約者利益 |
|
1.経営形態をめぐる議論 2.費用選好仮説の定式化とその含意 3.相互会社の健全性と経営効率化 4.相互会社における組織改革:持株会社の可能性 5.相互会社における制度的監視の重要性 補論 費用選好仮説の検証 |
|
第7章 特定保険契約における説明義務と賠償責任のあり方 |
|
1.金融消費者保護法制における保険者の説明義務 2.保険における情報格差を埋める施策 3.特定保険契約としての変額保険の商品内容とリスク 4.特定保険契約における立証責任配分の考え方 5.特定保険商品販売のあり方 |
|
第8章 金融ADRが保険市場に及ぼす影響 |
|
1.保険契約者からみたリスクと情報の不完全性 2.保険契約者保護のための重層的な構造 3.保険をめぐるトラブルの実相とその要因 4.金融ADRの望ましい制度設計への提言 5.これからの金融ADRの課題 |
|
第9章 保険トラブルをめぐる訴訟・和解と金融ADR |
|
1.保険商品に付随するリスクと情報格差 2.紛争処理手段の優劣比較 3.予想不一致モデルの展開:ディスカバリー・ルールと過誤への対応 4.これからのトラブル対応のあり方 |
|
第10章 保険政策と保険規制 |
|
1.保険政策の体系とその概要 2.保険業の特徴と保険規制の根拠 3.戦後の保険政策と保険規制の変遷 4.保険自由化の影響とその評価 5.新たな保険セーフティ・ネットの構築 6.保険自由化後10年間の規制緩和:個別論点 7.保険政策の現代的課題 |