タイトルコード |
1000100986164 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
いまアメリカの通商政策に何が起こっているのか? |
書名ヨミ |
イマ アメリカ ノ ツウショウ セイサク ニ ナニ ガ オコッテ イル ノカ |
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反グローバル・アクターとしての労働組合の躍進 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
冨田 晃正/著
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著者名ヨミ |
トミタ テルマサ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2022.5 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-623-09398-4 |
ISBN |
4-623-09398-4 |
数量 |
21,280p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
678.1
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件名 |
貿易政策
アメリカ合衆国-貿易
労働組合-アメリカ合衆国
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注記 |
文献:p253〜272 |
内容紹介 |
アメリカの国内集団の対外通商政策に着目し、特に労働組合の影響によりもたらされた対外通商政策の変容を年代比較によって解明。さらに民主党支持者と思われていた労働者の、トランプ政権の対外政策を支持する理由にも迫る。 |
著者紹介 |
東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。 |
目次タイトル |
序章 アメリカ通商政策の歴史と反グローバル・アクターの躍進 |
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1 自由貿易の危機 2 利益集団アプローチと制度アプローチ 3 通商アクターとしての企業の検討 4 労働,環境保護,人権アクターの通商政策形成過程に対する影響力の増大 5 分析枠組みの提示 |
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第1章 労働組合が与える通商政策への影響 |
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1 アメリカ労働組合の歴史と現状 2 逆風下のアメリカ労働組合 3 先行研究から得られた知見と検討すべき点 |
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第2章 通商アクターとしての労働組合 |
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1 経済グローバル化の定義と実態 2 グローバル化進展前の労働組合 3 グローバル化進展後の労働組合 4 オバマ政権の保護主義1 5 オバマ政権の保護主義2 6 オバマ政権の拡大的通商政策 |
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第3章 グローバル化による労働組合の政策選好の変化 |
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1 企業と労働組合の選好関係を考察する視座 2 仮説の提示 3 考察方法の提示 4 考察の結果 5 資本対労働時代の通商政策 |
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第4章 通商政策に対する発言の変遷に見る労働組合の多様化と複雑化 |
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1 1962年通商拡大法案に対するAFL-CIOの発言内容 2 1974年通商法案に対するAFL-CIOの発言内容 3 1988年包括通商・競争法案におけるAFL-CIOの発言内容 4 NAFTAに対するAFL-CIOの発言内容 5 労働組合の選好内容の多様化と複雑化 |
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第5章 連携活動の変化がもたらす通商政策への影響 |
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1 NAFTAにおける労働組合と環境保護団体の連携活動 2 ファスト・トラック権限法案をめぐる労働組合と環境保護団体の連携活動 3 ファスト・トラック推進派の行動と影響力 4 ファスト・トラック反対派の行動 |
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第6章 トランプ政権と労働組合の関係性 |
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1 ラストベルトの波乱 2 トランプ大統領と労働組合執行部と組合員の分裂 3 白人労働者に広がる不公平とアメリカ社会の分断 |
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終章 通商政策の行方と課題 |
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1 グローバル化と格差がもたらす保護主義の台頭 2 アメリカの変化がもたらす国際経済秩序の変容 |