タイトルコード |
1000100986406 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
知的障害のある人の青年期の教育権保障 |
書名ヨミ |
チテキ ショウガイ ノ アル ヒト ノ セイネンキ ノ キョウイクケン ホショウ |
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教育と福祉「二つの専攻科」の比較から |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
辻 和美/著
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著者名ヨミ |
ツジ カズミ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
クリエイツかもがわ
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出版年月 |
2022.5 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-86342-329-9 |
ISBN |
4-86342-329-9 |
数量 |
262p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
378.6
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件名 |
知的障害
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内容紹介 |
「子どもから大人へ」「学校から社会へ」の移行期に、どんな学びを準備するのか。学校専攻科と福祉事業型専攻科の「二つの専攻科」の実践から、知的障害のある人の青年期教育の課題とこれからを考える。 |
著者紹介 |
1964年三重県生まれ。日本福祉大学大学院福祉社会開発研究科博士課程にて博士号(社会福祉学)取得。学校法人特別支援学校聖母の家学園教諭。社会福祉法人わかたけ評議員。 |
目次タイトル |
序章 知的障害のある青年が学ぶ「専攻科」の成り立ちと現状 |
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1節 青年期の教育権は十分に保障されているのか 2節 本書における用語の表記と定義 3節 研究目的を達成するための分析視点 4節 本書における調査・研究の方法と意義 5節 本書の構成 |
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第1章 「教育年限延長」を担う学校専攻科と特別支援学校高等部の課題 |
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1節 学校専攻科の成り立ち 2節 学校専攻科における青年期教育の意義と成果 3節 特別支援学校高等部教育の実態と課題 4節 高等部の現状から見た「二つの専攻科」の役割と学校専攻科の課題 |
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第2章 青年期の教育権保障の多様性 |
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1節 「青年期」における教育的支援の必要性 2節 教育福祉実践が担ってきた卒後の学び 3節 「特別支援教育の生涯学習化」と「生涯学習推進政策」(文部科学省)を受けて 4節 教育年限延長としての「二つの専攻科」への着目 |
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第3章 社会福祉制度による学校教育の補完 |
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1節 「二つの専攻科」の制度的基盤と実践内容を比較するための調査 2節 福祉事業型専攻科による教育的機能の代替 3節 個別的実践の内容に見る「二つの専攻科」の共通点と相違点 4節 「二つの専攻科」の意義と役割 |
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第4章 「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラムの実態と課題 |
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1節 教育カリキュラム・プログラムの機能や課題を明らかにする方法 2節 「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラムの実態 3節 「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラムに位置づけられた「学習権」 4節 「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラムの課題 |
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第5章 「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラム検討の方向性 |
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1節 教育カリキュラム・プログラムの課題と今後の在り方を検討する方法 2節 教職員から見た「二つの専攻科」の教育カリキュラム・プログラムの検討課題 3節 保護者から見た専攻科での学びの評価 4節 今後の教育カリキュラム・プログラム検討の方向性 |
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終章 結論と今後の研究課題 |
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1節 青年期の教育権保障において共通の原点を持つ、教育と福祉の役割と課題 2節 教育カリキュラム・プログラムの実態と課題から見た「二つの専攻科」の機能 3節 「二つの専攻科」の今後の充実方策 4節 本研究で得られた知見と意義、今後の研究課題 |
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補論 高等部を退学していく人たちに対する教育権保障の課題 |
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1節 施設から高等部に通う生徒への進路支援の実態を明らかにする方法 2節 施設から高等部へ通う生徒への進路支援の実態と支援者の意識 3節 移行に向けた取り組みとアフターフォローの実態 4節 教育権保障の課題と今後の展望としての「専攻科」の役割 |