タイトルコード |
1000101176383 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代日本盲教育史 |
書名ヨミ |
キンダイ ニホン モウキョウイクシ |
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当事者主体の教育とは何か |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
足立 洋一郎/著
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著者名ヨミ |
アダチ ヨウイチロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
不二出版
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出版年月 |
2024.7 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-8350-8799-3 |
ISBN |
4-8350-8799-3 |
数量 |
14,322,34p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
378.1
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件名 |
視覚障害者教育-歴史
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内容紹介 |
視覚障害をもつ当事者みずからが主体的に設立し、その教育に尽力したという特徴をもつ盲学校。その黎明期から戦後にいたるまでの変遷を詳述し、全国71校の創立経緯を紹介する。ジャケットそでにテキストデータ引換券あり。 |
著者紹介 |
静岡県生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻(博士前期課程)修了。静岡県立浜松視覚特別支援学校非常勤講師。著書に「報徳運動と近代地域社会」など。 |
目次タイトル |
序章 盲教育史はどう描かれてきたか |
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はじめに 一 近代盲教育史研究の現状 二 当事者と支援組織 三 本書の構成 |
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第Ⅰ部 近代盲教育の誕生 |
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第一章 当事者による設立と支援 |
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はじめに 一 盲(啞)学校の設立数と生徒数の推移 二 慈善事業・感化救済事業と盲(啞)学校 三 盲(啞)学校の設立者・支援者 四 近代盲(聾)教育の位置-文部行政と内務行政のはざま 五 盲(聾)教育の時期区分 おわりに |
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第二章 近代盲・聾教育の創造-楽善会訓盲院と京都盲啞院- |
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はじめに 一 東京で最初の盲啞学校-楽善会訓盲院の成立 二 日本で最初の盲啞学校-京都盲啞院 三 東京盲啞学校と近代盲教育 おわりに |
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第Ⅱ部 全国各地で創立された盲(啞)学校 |
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第三章 慈善事業期の盲(啞)学校設立 |
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はじめに 一 みずから立ちあがる当事者たち 二 医師・宣教師・教師らによる設立 三 当事者による設立 おわりに |
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第四章 東海訓盲院と東海慈善会 |
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はじめに 一 東海訓盲院の設立まで 二 東海訓盲院における教育の実際 三 困難な経営状況 おわりに |
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第五章 日露戦争後における盲(啞)学校設立者・支援者、その多様性 |
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はじめに 一 当事者による設立 二 傷痍軍人による設立 三 盲人組合による設立 四 慈善家・慈善団体による設立 五 実業家による設立 六 教育会による設立 七 師範学校附属小学校内における設立 八 政治家による設立 九 医師による設立 おわりに |
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第Ⅲ部 近代盲教育の確立 |
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第六章 第二次盲啞教育令制定運動と盲人の組織化 |
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はじめに 一 第二次盲啞教育令制定運動の展開 二 盲人の組織化と徒弟教育 おわりに |
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第七章 昭和前期・戦時下における盲(啞)学校 |
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はじめに 一 盲学校及聾啞学校令以降の状況 二 戦時下の盲教育 おわりに |
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終章 当事者主体の盲教育とは何か |
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はじめに 一 近代盲教育の特質 二 生徒による盲学校の再開 三 これからの盲教育史研究-盲教育の戦後史 おわりに |