タイトルコード |
1000100988133 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
生ける物質 |
書名ヨミ |
イケル ブッシツ |
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アンリ・ベルクソンと生命個体化の思想 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
米田 翼/著
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著者名ヨミ |
ヨネダ ツバサ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
青土社
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出版年月 |
2022.6 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-7917-7472-2 |
ISBN |
4-7917-7472-2 |
数量 |
327,16p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
135.4
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個人件名 |
Bergson Henri |
注記 |
文献:巻末p9〜15 |
内容紹介 |
生命とは何か。どのようにして生命が生まれてきたのか。ベルクソンの創造的進化論を読み解きながら、地球生物学のオルタナティブとなりうる世界観・存在論の可能性を探る。 |
著者紹介 |
1988年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科にて博士号を取得(人間科学)。同大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター助教。専門はベルクソンを中心とするフランス哲学など。 |
目次タイトル |
序章 生ける物質 |
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はじめに-地球生物学から宇宙生物学へ 1 創造的進化論の受容と忘却-本書の背景 2 ベルクソンの方法と形而上学-本書の方針 3 持続と有機的組織化-『意識の直接与件についての試論』における組織化・個体化 4 真の進化主義と有機的組織化-『創造的進化』における組織化・個体化 5 本書の構成 |
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第一章 創造と世界 |
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はじめに 1 トンケデックによる創造概念の解釈 2 1920年代の初期創発主義者に対するベルクソンの影響 3 ロイド・モーガンとベルクソン 4 アレクサンダーとベルクソン |
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第二章 生物とは何か |
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はじめに 1 『創造的進化』における個体論と老化論の位置づけ 2 有機体はいかなる意味で無機物とは異なるのか-個体性の肯定的規定の明確化 3 『創造的進化』におけるル・ダンテクへの言及 4 ル・ダンテクの個体論と老化論 5 ベルクソンの個体論と老化論の再構成 補遺 自然死と事故死 |
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第三章 何が個体発生を導くのか |
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はじめに 1 『創造的進化』における獲得形質の遺伝をめぐる問題 2 ヴァイスマンの生殖質説 3 ベルクソンの遺伝論1-獲得形質の遺伝批判と偏差の遺伝モデル 4 ベルクソンの遺伝論2-系統発生論の観点から 5 遺伝、老化、個体 |
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第四章 ミクロな世界で蠢く生物たちの自由 |
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はじめに 1 生命の現在と生命の記憶力-個体・老化・遺伝の関係を見定める 2 生体と外界の一般的関係 3 生体と外界の個別的関係-ジェニングスの行動生物学、あるいは『物質と記憶』 4 行動の多重因果性 |
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第五章 適応と再認 |
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はじめに 1 進化の原因は何か? 2 受動的適応概念を再考する 3 能動的適応概念を再考する 4 適応と再認-あるいは習慣形成の二つの水準 |
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第六章 自然における意識の位置づけを問い直す |
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はじめに 1 階層的・序列的な自然観の形成-ロマネスからロイド・モーガンへ 2 二つの進化観-ロマネスの単線的進化とベルクソンの分岐的進化 3 創造的進化論-ベルクソンの分岐的進化観と意識の二重化の運動 4 ベルクソンの進化論-組織化・個体化の観点からの再構成 |
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第七章 鳴り止まない生命と宇宙の交響曲 |
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はじめに 1 存在者を構成する素材(持続)の一元論-持続の緊張と弛緩 2 現実主義-無秩序と無の観念に対する批判を通して 3 成長宇宙説-地球外生命体に関する思考実験を通して |
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補論1 時空、決定、創発 |
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はじめに 1 時空論-諸事物を構成する究極的実在について 2 カテゴリー論-諸事物の普及的特徴について 3 創発論-諸事物の可変的特徴について 4 結びにかえて |
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補論2 個体化の哲学における生殖の問題 |
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はじめに 1 シモンドンとベルクソンの個体化論 2 結晶の成長 3 生命系の機能的二元性-成長・内的発生と生殖・外的発生 4 シモンドンのヴァイスマン批判-シゾゴニー、再生、環境の変調 5 結びにかえて |