タイトルコード |
1000100998469 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「民」を重んじた思想家 神田孝平 |
書名ヨミ |
ミン オ オモンジタ シソウカ カンダ タカヒラ |
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異色の官僚が構想した、もう一つの明治日本 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
南森 茂太/著
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著者名ヨミ |
ミナミモリ シゲタ |
出版地 |
福岡 |
出版者 |
九州大学出版会
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出版年月 |
2022.7 |
本体価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-7985-0334-9 |
ISBN |
4-7985-0334-9 |
数量 |
5,288,4p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
311.21
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件名 |
政治思想-日本
日本-政治・行政-歴史
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個人件名 |
神田 孝平 |
内容紹介 |
忘れられた明治の偉人が、いま蘇る! 民衆を統治すべき「愚民」ではなく、政治・経済の主体的な担い手と位置づけた思想家・神田孝平。歴史に埋もれた彼の業績を掘り起こし、その実像を明らかにする。 |
著者紹介 |
1977年奈良県生まれ。関西学院大学経済学研究科博士課程後期課程修了。長崎大学経済学部准教授。 |
目次タイトル |
序章 明治初期の思想史研究における神田孝平の位置づけ |
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一 明治初期思想史研究における「学者ノ職分ヲ論ス」の影響 二 明治初期思想史研究における神田孝平の位置づけ 三 本書の目的と構成 |
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第一章 神田孝平の経歴 |
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一 神田孝平の伝記的研究の問題点 二 交代寄合竹中家とその家臣たち 三 神田家と神田孝平 四 幕臣から明治政府の官僚へ 五 洋学と「立身出世」 |
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第二章 神田孝平における「人民」 |
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一 明治初期における政府首脳、官僚、知識人の民衆への評価 二 『農商弁』における「民」についての認識とその政策論 三 江戸開城以降の経済・政治論における「人民」 四 明治初期から中期にかけての「人民」観 五 「愚民」観払拭のための官僚、思想家としての神田孝平の活動 |
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第三章 『農商弁』における「商」の「利」 |
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一 日本経済思想史研究における『農商弁』の位置づけ 二 『農商弁』における日本の内政・国防問題に対する認識 三 『農商弁』における税制改革論 四 江戸時代の経済思想としての『農商弁』 五 『農商弁』における神田孝平の経済論の特色 |
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第四章 幕末・明治初期の政治情勢と神田孝平の政治思想 |
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一 議会制度導入者としての神田孝平に対する評価 二 武家政権下における神田孝平の政治体制論 三 江戸開城決定後の神田孝平の政治思想 四 議事体裁取調方における神田孝平の貢献 五 公議所、集議院時代の神田孝平の政治思想 六 「明治六年政変」後の神田孝平の政治思想 七 一貫した議会早期開設論者として |
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第五章 明治初期における神田孝平の税制・財政改革案 |
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一 地租改正に対する神田孝平の貢献に対する評価 二 「田税改革議」における神田孝平の税制改革案 三 「税法私言」による「所得税法」の導入案 四 「民選議院」の開設と財政制度改革 五 税制改革案、財政改革案で目指したもの |
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第六章 神田孝平の兵庫県政 |
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一 兵庫県令・神田孝平による地方制度改革と「民会」開設についての評価 二 神田県令時代における兵庫県の地方制度改革 三 「民会」の開設 四 地方官会議における神田孝平の発言 五 神田孝平による地方制度改革と「民会」開設の特徴と展望 |
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第七章 神田孝平「貨幣四録」の執筆・公表の目的 |
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一 明治初期の自由・保護貿易論争 二 「四録ノ一」、「四録ノ二」における現状認識 三 「四録ノ三」における将来予測と「四録ノ四」における解決策 四 「貨幣四録」執筆・公表の目的 五 神田孝平と『明六雑誌』 |
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第八章 木戸孝允と神田孝平における「官」と「民」 |
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一 「官」から「民」への新たなコミュニケーション・ツールの登場 二 木戸孝允、神田孝平と新聞 三 木戸孝允の政治論 四 木戸孝允と神田孝平の政治論の共通点と相違点 五 木戸孝允の神田孝平への警戒心 六 メディアと「近代」的官僚制度 |
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終章 神田孝平が描いた明治日本 |
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一 神田孝平と明治日本 二 神田孝平研究の現代的意義 |