タイトルコード |
1000101005522 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
支配と統計 |
書名ヨミ |
シハイ ト トウケイ |
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台湾の統計システム(1945〜1967)・総督府から国民党へ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
林 佩欣/著
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著者名ヨミ |
リン ハイゴン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
ゆまに書房
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出版年月 |
2022.7 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-8433-6353-9 |
ISBN |
4-8433-6353-9 |
数量 |
272p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
350.2224
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件名 |
台湾-統計-歴史
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注記 |
文献:p251〜261 |
内容紹介 |
台湾総督府による統治システムと中華民国による統治システムの間に連続性はあるのか。台湾各所に残る公文書などをもとに、中華民国移行期における台湾統計システムの制度化とその意味、機能と役割を明らかにする。 |
著者紹介 |
1977年台湾生まれ。国立台湾師範大学歴史学科博士卒業。博士(歴史学)。国立台北大学海山学研究センター研究員、同大学歴史学科兼任助理教授。専門は統計調査史、台湾近代史、海山地方学。 |
目次タイトル |
第1章 はじめに-問題の設定 |
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1.問題の所在 2.対象時期の設定 3.本書の構成 |
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第2章 南京国民政府の統計組織とその特徴 |
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1.はじめに 2.国民政府執政前の中国の統計組織 3.中国国民党における中央統計処の設立 4.国民政府主計処の設立と「超然主計」 5.主計処統計局の構成とその統計業績 6.まとめと残された課題 |
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第3章 植民地期における台湾統計制度の設立 |
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1.はじめに 2.台湾総督府中央統計機関の変遷と統計調査の実施 3.台湾総督府による情報流通システムの構築 4.末端行政機関の役割-鶯歌庄を例に 5.まとめと残された課題 |
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第4章 戦後台湾国民政府による統計システムの接収とその再建(1945-1947) |
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1.はじめに 2.国民政府官員の台湾植民地期統計制度への認識 3.中央統計機関の再建とその人事 4.植民地期統計資料の把握と再編成 5.まとめと残された問題 |
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第5章 中華民国による台湾への主計制度の移植と業務統計システム(1947-1967) |
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1.はじめに 2.大戦後の国民政府主計処と台湾への移転 3.台湾省政府の統計機関の変遷 4.業務統計システムの制度化 5.むすびと残された課題 |
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第6章 戦後台湾「中華民国台閩地区戸口普査」の実施 |
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1.はじめに 2.国民政府による人口センサスの認識 3.接収初期国民政府の台湾住民に対する把握策 4.台閩地区戸口普査の背景と考案 5.台閩地区戸口普査から見る台湾社会 6.むすび |
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第7章 台湾における農家経済調査システムの構築 |
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1.はじめに 2.東郷実の渡台と農業政策の考案 3.農家経済調査の展開とその構造 4.戦後初期中華民国による総督府農業調査に対する認識 5.四年経済建設計画と「農業普査」の実施 6.まとめと残された問題 |
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第8章 おわりに-発見された事実の意味と残された問題 |
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1.本書の総括 2.「支配と統計」の意味 3.残された課題 |