タイトルコード |
1000101009766 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
地方の地域福祉 |
書名ヨミ |
チホウ ノ チイキ フクシ |
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子どもの貧困とその対策・実践 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
坂本 毅啓/著
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著者名ヨミ |
サカモト タケハル |
出版地 |
岡山 |
出版者 |
大学教育出版
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出版年月 |
2022.8 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-86692-169-3 |
ISBN |
4-86692-169-3 |
数量 |
18,261p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
369.4
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件名 |
児童福祉
貧困
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注記 |
文献:p254〜261 |
内容紹介 |
地方都市における子どもの貧困問題に焦点を当て、西日本を中心に、公式統計や実態調査を基に子どもを取り巻く社会状況や貧困がもたらす生活困難などを分析。また、学習支援事業等の実践や取り組みと、その成果を紹介する。 |
目次タイトル |
序章 研究の背景と目的 |
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Ⅰ.地方への着目 Ⅱ.子どもの貧困への着目 Ⅲ.本研究の目的と方法 Ⅳ.用語の定義 Ⅴ.本書の構成 |
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第Ⅰ部 政策編 |
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第1章 北九州市における出生状況とその課題 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.北九州市の人口動態と高齢化 Ⅲ.人口増加比率と出生の動向 Ⅳ.人工死産率の動向とその背景 Ⅴ.今後の課題 Ⅵ.おわりに |
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第2章 大都市比較統計年表の比較統計分析から見た北九州市の子どもの社会的排除 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.市民生活と生活保護率 Ⅲ.子どもの社会的排除 Ⅳ.おわりに |
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第3章 日向市における実態調査の二次分析から見える子育て世帯の社会的排除 |
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Ⅰ.調査の概要 Ⅱ.回答者・世帯の概要 Ⅲ.分析結果 Ⅳ.地方都市におけるインクルーシブな地域づくりの課題 |
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第4章 子育て世帯が生活困窮・福祉ニーズを抱えやすい所得の境界線 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.社会階層を形成する一つとしての所得階層 Ⅲ.クロス集計結果から見る所得階層性 Ⅳ.生活困窮・福祉ニーズを抱えやすい所得階層の境界 Ⅴ.おわりに |
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第5章 子育て世帯における社会的排除状態にある生活水準と社会的排除率の推計 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.貧困の基準を巡る課題 Ⅲ.社会的排除の基準 Ⅳ.社会的排除状態に陥りやすい子育て世帯の生活水準 Ⅴ.社会的排除率の推計方法の検討 Ⅵ.おわりに |
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第6章 子どもの貧困対策としての保護者を含めた世帯全体への支援の重要性 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.問題の背景と仮説の設定 Ⅲ.研究結果 Ⅳ.政策的課題と支援の在り方の考察 Ⅴ.おわりに Ⅵ.補足資料 生活状態スコア |
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第Ⅱ部 実践編 |
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第7章 NPO法人抱樸による子どもの学習・社会参加支援 |
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Ⅰ.事業に取り組む背景 Ⅱ.支援活動の内容 Ⅲ.学習支援・社会参加支援の評価 |
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第8章 社会的包摂を目指した支援事例の分析 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.事例1:家族関係の再構築を行うことで子どもの学習意欲とコミュニケーションスキルが改善されたケース Ⅲ.事例2:父からのDV経験から家族全員が引きこもり状態だったが、支援を通して家族の状態が改善されたケース Ⅳ.事例3:生活困窮世帯の子どもが大学へ進学することの難しさを示したケース Ⅴ.事例4:家族内で孤立し精神的に不安定になっている母親と不登校状態にある子どもへ一体的な伴走支援を行った事例 Ⅵ.事例5:進路選択における学習支援から高校入学後における登校同行支援まで継続的な伴走型支援を展開した事例 Ⅶ.事例6:支援される側から支援する側へと成長したケース Ⅷ.事例分析を通して得られた知見 |
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第9章 支援記録に基づく支援内容の計量的分析 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.使用データ Ⅲ.分析結果 Ⅳ.小括 |
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第10章 高校中退防止への取り組みとその到達点 |
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Ⅰ.早期支援の必要性とその仕組み Ⅱ.高校中退の理由とその背景 Ⅲ.高校中退防止事業の分析 Ⅳ.事例分析-卒業後の支援- Ⅴ.中退防止に向けた支援の成果 |
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第11章 高校中退防止事業の費用対効果の検討 |
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Ⅰ.社会的費用とその費用対効果を推計する意義と目的 Ⅱ.費用対効果の推計に関する先行研究 Ⅲ.費用対効果の推計と考察 |
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第12章 子どもの社会的排除に対する地方都市における取り組み |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.研究方法と倫理的配慮 Ⅲ.高知県における子ども食堂への支援 Ⅳ.高知市における子どもへの学習支援事業 Ⅴ.糸満市学習等支援事業「いまなび」 Ⅵ.福山市子ども健全育成支援事業 Ⅶ.姫路市学習支援事業 Ⅷ.おわりに |
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第13章 「高齢化団地」における子どもへの支援活動の実践とその成果及び課題の分析 |
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Ⅰ.はじめに Ⅱ.高齢化団地の概要と福祉ニーズ Ⅲ.実践内容 Ⅳ.活動の成果と見えてきた地域の課題 Ⅴ.おわりに |
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終章 本研究の到達点と残された研究課題 |
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Ⅰ.到達点 Ⅱ.残された研究課題 |