タイトルコード |
1000101011618 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
司法の法社会学 1 |
巻次(漢字) |
1 |
書名ヨミ |
シホウ ノ ホウシャカイガク |
各巻書名 |
個人化するリスクと法的支援の可能性 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
佐藤 岩夫/著
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著者名ヨミ |
サトウ イワオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
信山社
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出版年月 |
2022.8 |
本体価格 |
¥6800 |
ISBN |
978-4-7972-8698-4 |
ISBN |
4-7972-8698-4 |
数量 |
16,284p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
327.1
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件名 |
司法制度
法社会学
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注記 |
文献:p266〜280 |
内容紹介 |
変化する環境に対応して現代日本の司法制度がその任務を果たしているか、実証的・経験科学的に考察。1は、「リスクの個人化」の進行と司法制度の対応を主題とし、市民の紛争経験と相談行動、被災者への法的支援などを論じる。 |
著者紹介 |
1958年宮城県生まれ。東北大学法学部卒業。博士(法学)(同大学)。東京大学社会科学研究所教授。著書に「現代国家と一般条項」など。 |
目次タイトル |
序論 司法の法社会学 |
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1 はじめに 2 本書の内容 3 本書の方法-社会調査研究と比較法社会学研究 |
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Ⅰ 市民のトラブル・紛争経験と相談行動 |
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第1章 専門機関相談行動の規定要因 |
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1 はじめに 2 専門機関相談行動の規定要因-全般的観察 3 家族・知人への相談と専門機関相談への経路 4 地域の相談サービス供給構造 5 要約と考察 |
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第2章 地域の法律問題と相談者ネットワーク |
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1 はじめに 2 調査地域の特徴と調査の概要 3 住民の法律問題経験と相談行動 4 地域の相談機関・法律専門家の活動と連携 5 地域の相談機関・法律専門家のネットワーク |
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第3章 「法的ニーズ」概念の再構成 |
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1 はじめに 2 ニーズ概念の基本的特徴 3 潜在能力アプローチと法的ニーズ概念の再構成 4 地域連携の機能 5 むすび |
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第4章 総合法律支援制度の意義と課題1 |
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1 はじめに 2 総合法律支援制度の目的・理念 3 総合法律支援制度の意義 |
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第5章 総合法律支援制度の意義と課題2 |
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1 はじめに 2 改正法の意義 3 改正法の課題 4 むすび |
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Ⅱ 被災者への法的支援の課題 |
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第6章 「司法過疎」被災地と法的支援の課題 |
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1 はじめに-専門家資源の不足 2 「司法過疎」地域としての被災地 3 被災地の法的ニーズの特徴 4 被災地の法的ニーズへの応答 |
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第7章 東日本大震災被災者への法的支援の効果と課題 |
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1 はじめに 2 被災者への法的支援の必要性 3 2012年法テラス被災者法的ニーズ調査の概要 4 調査結果に見る被災者への法的支援の効果 5 調査結果に見る被災者への法的支援の課題 6 むすび |
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Ⅲ 労働審判制度 |
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第8章 利用者調査から見た労働審判制度の機能と課題 |
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1 はじめに 2 労働審判制度の機能(1)-労働者の司法アクセスの拡大 3 労働審判制度の機能(2)-当事者にとって満足度の高い解決 4 労働審判制度の機能(3)-中小企業の労働関係への法の浸透 5 労働審判制度の課題 6 むすび |
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第9章 ADRの専門性 |
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1 はじめに 2 ADRに求められる専門性 3 労働審判制度の概要と一般的評価 4 調査から明らかになった労働審判員の役割 5 むすび |
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第10章 労働審判制度と労働関係の法化 |
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1 はじめに 2 労働法社会学研究の系譜と本章の視角 3 2010年労働審判制度利用者調査 4 労働審判手続をめぐる当事者の評価構造 5 むすび-労働関係の法化 |
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Ⅳ 集団的紛争と消費者団体訴訟 |
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第11章 集団的紛争と法的処理 |
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1 集団的紛争の法的処理のパターン 2 「日本的」紛争処理の特徴 3 アソシエーションを媒介とする法使用ネットワーク 4 むすび-川島理論をめぐって |
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第12章 消費者団体訴訟の法形成機能 |
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1 はじめに 2 日本における消費者団体訴訟制度の導入 3 消費者団体訴訟の法形成機能(1)-理論的検討 4 消費者団体訴訟の法形成機能(2)-ドイツの事例による検証 5 むすび |
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Ⅴ 法社会学研究と社会調査データアーカイブ |
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第13章 法社会学研究とデータアーカイブ |
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1 はじめに 2 データアーカイブの機能 3 データアーカイブをめぐる諸外国の動き 4 データアーカイブをめぐる日本の動き 5 むすび |