タイトルコード |
1000100701003 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
六朝江南道教の研究 |
書名ヨミ |
リクチョウ コウナン ドウキョウ ノ ケンキュウ |
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陸修静の霊宝経観と古霊宝経 |
叢書名 |
早稲田大学エウプラクシス叢書
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叢書番号 |
016 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
林 佳恵/著
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著者名ヨミ |
ハヤシ カエ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
早稲田大学出版部
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出版年月 |
2019.3 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-657-19801-3 |
ISBN |
4-657-19801-3 |
数量 |
3,300p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
166.3
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件名 |
道教-歴史
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個人件名 |
陸 修静 |
注記 |
文献:p275〜289 |
内容紹介 |
道教の重要な経典である「霊宝経」。劉宋の道士・陸修静が「霊宝経」を新旧二系統に分類したのは、当時の霊宝経典に内在した経典のカテゴリーを反映させた結果なのか、陸修静独自の考えに基づくものなのかを論じる。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋哲学専攻)単位取得満期退学。博士(文学)(早稲田大学)。 |
目次タイトル |
序論 |
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第1節 序言(先行研究史) 第2節 問題の所在 第3節 研究の方法 |
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第1篇 敦煌本「霊宝経目録」における経典の分類 |
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第1章 陸修静による霊宝経典の分類 |
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第1節 序言 第2節 敦煌本「霊宝経目録」の分類と「元始系」・「仙公系」の不一致 第3節 陸修静の考える「元始旧経」 第4節 「元始旧経」と紫微宮秘蔵の経の関係 第5節 紫微宮秘蔵の経の条件 第6節 『太上洞玄靈寶眞文要解上巻』の分類 第7節 小結 |
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第2章 陸修静の霊宝経観と『太上洞玄靈寶天文五符經序』の分類 |
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第1節 序言 第2節 陸修静が示す霊宝経の二つの系統 第3節 「霊宝経目序」に見える陸修静の霊宝経観 第4節 『太上洞玄靈寶天文五符經序』の分類 第5節 陸修静の霊宝経分類における「太上」の位置付け 第6節 『太上太極太虚上眞人演太上靈寶威儀洞玄眞一自然經訣』の分類 第7節 小結 |
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第3章 陸修静の霊宝経観と「舊目」の解釈 |
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第1節 序言 第2節 陸修静の霊宝経典の分類結果と「舊目」の解釈 第3節 「篇目」の「未出」経典と「未出」の意味 第4節 小結 |
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第2篇 敦煌本「霊宝経目録」の分類カテゴリーの検証 |
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第4章 霊宝経における新旧の概念の形成 |
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第1節 序言 第2節 霊宝経における陸修静の新旧の概念 第3節 敦煌本「霊宝経目録」著録経典中の「新経」の概念 第4節 敦煌本「霊宝経目録」著録経典中の「元始旧経」の概念 第5節 霊宝経典中の「舊」の語の意味 第6節 小結 |
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第5章 「十部妙經」と「元始旧経」 |
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第1節 序言 第2節 「十部妙經」に言及する「元始旧経」中の経典 第3節 「十部妙經」の設定 第4節 「十部妙經」と「十方」の観念 第5節 「十部妙經三十六巻」の検証 第6節 小結 |
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第6章 分類の為のカテゴリーとしての「元始旧経」と「仙公新経」 |
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第1節 序言 第2節 「元始旧経」の検証 第3節 「仙公新経」の検証 第4節 「仙公新経」と「元始旧経」で共通する戒 第5節 小結 |
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第3篇 陸修静の霊宝経観 |
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第7章 霊宝経と天師道 |
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第1節 序言 第2節 霊宝経中の『道徳五千文』への言及 第3節 「靈寶齋」と「三天齋」 第4節 霊宝経典中の天師張道陵 第5節 霊宝経典中の天師道の神々 第6節 「元始旧経」に見える「發爐」 第7節 小結 |
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第8章 陸修静の霊宝経観の形成 |
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第1節 序言 第2節 「靈寶經目序」中の霊宝経観の形成にかかわる霊宝経典 第3節 「靈寶經目序」に見える陸修静独自の霊宝経観 第4節 『太上洞玄靈寶授度儀』の「師告丹水文」中の霊宝経に関する言及の考察 第5節 陸修静の霊宝経観の継承 第6節 小結 |
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結論 |