タイトルコード |
1000101020052 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アファーマティブ・アクションの正当化と批判の憲法理論 |
書名ヨミ |
アファーマティブ アクション ノ セイトウカ ト ヒハン ノ ケンポウ リロン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
茂木 洋平/著
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著者名ヨミ |
モギ ヨウヘイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
尚学社
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出版年月 |
2022.10 |
本体価格 |
¥6400 |
ISBN |
978-4-86031-179-7 |
ISBN |
4-86031-179-7 |
数量 |
9,331p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
323.53
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件名 |
憲法-アメリカ合衆国
平等
人種差別
違憲審査
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内容紹介 |
アメリカ合衆国の平等保護条項の解釈とアファーマティブ・アクションの正当性をめぐる議論の中で受容可能な法理論を明らかにし、日本におけるアファーマティブ・アクションの正当性を検討する。 |
目次タイトル |
序章 問題の所在と本著の課題 |
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Ⅰ 本著の目的 Ⅱ Affirmative Actionの理解 Ⅲ アファーマティブ・アクションへの関心 Ⅳ アファーマティブ・アクションの危険性の認識 Ⅴ スティグマの理論の受容 Ⅵ 司法審査基準論 Ⅶ カラーブラインドの理論 Ⅷ 時間的制約 Ⅸ 本著の構成 |
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第1章 平等領域における司法審査基準とスティグマの理論 |
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Ⅰ 序 Ⅱ 司法審査基準 Ⅲ 婚外子法定相続分別異取扱と社会的差別の助長 Ⅳ スティグマと平等理論 Ⅴ 権利利益・法的地位の性質 Ⅵ 生まれによる差別 Ⅶ 人種差別の歴史と現状 Ⅷ 「疑わしい」区分 Ⅸ 従属的地位・二級市民 Ⅹ 合衆国における人種差別とスティグマ ⅩⅠ まとめ |
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第2章 厳格審査の内実-懐疑主義への依拠と敬譲の組込み |
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Ⅰ 序 Ⅱ 厳格審査の理解の変遷 Ⅲ 大学による人種使用と敬譲 Ⅳ Grutter判決の合憲性審査 Ⅴ Fisher Ⅱ判決の合憲性審査 Ⅵ まとめ |
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第3章 カラーブラインドの意味とAffirmative Action |
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Ⅰ 序 Ⅱ カラーブラインドの神話の形成 Ⅲ カラーブラインドの解釈 Ⅳ Brown判決とカラーブラインド Ⅴ 修正第14条の原意 Ⅵ 道徳的議論と政策的議論 Ⅶ まとめ |
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第4章 カラーブラインドと個人主義 |
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Ⅰ 序 Ⅱ 人種区分と個人としての評価 Ⅲ 高等教育機関の入学者選抜のAffirmative Actionと個別の評価 Ⅳ 人種区分の個人主義との抵触 Ⅴ 個人主義と司法審査基準 Ⅵ 時間的制約 Ⅶ 人種区分の必要性 Ⅷ メリット Ⅸ 多様性に基づくAffirmative Actionと個人主義 Ⅹ まとめ |
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第5章 アファーマティブ・アクションと時間的制約 |
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Ⅰ 序 Ⅱ アファーマティブ・アクションをめぐる議論 Ⅲ Affirmative Actionの時間的制約の認識 Ⅳ Affirmative Actionの時間的制約の必要性 Ⅴ 差別の救済に基づくAffirmative Actionと時間的制約 Ⅵ 多様性に基づくAffirmative Actionと時間的制約 Ⅶ Affirmative Actionの実施期間の認識 Ⅷ アファーマティブ・アクションと時間的制約 Ⅸ まとめ |
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結章 平等保護条項とアファーマティブ・アクション |
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Ⅰ 「疑わしい区分」と「スティグマの理論」の受容 Ⅱ アファーマティブ・アクションの憲法適合性と司法審査基準 Ⅲ 合衆国の学説と判例法理が平等保護条項に強い法的意味(カラーブラインド)を認める背景 Ⅳ アファーマティブ・アクションと時間的制約 Ⅴ おわりに |