タイトルコード |
1000101021223 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ボランティア評価学 |
書名ヨミ |
ボランティア ヒョウカガク |
|
CUDBASを用いた評価指標の設定と体系化 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
齊藤 ゆか/著
|
著者名ヨミ |
サイトウ ユカ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
|
出版年月 |
2022.9 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-623-09425-7 |
ISBN |
4-623-09425-7 |
数量 |
10,313p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.7
|
件名 |
ボランティア活動
|
注記 |
文献:p271〜290 |
内容紹介 |
ボランティア活動を公平かつ適正に評価できれば、活動する人の適性や潜在力、今後の展開方法を見出すことができる。ボランティア活動の評価にCUDBASを導入した事例を紹介、検証し、その有効性を明らかにする。 |
著者紹介 |
1974年東京都生まれ。博士(学術)。神奈川大学人間科学部教授・学長補佐。専門は生涯教育学、ボランティア・NPO学など。著書に「ボランタリー活動とプロダクティヴ・エイジング」など。 |
目次タイトル |
序章 ボランティア評価研究の意義と展望 |
|
第1節 研究目的:ボランティアの潜在的な力を見い出す 第2節 ボランティアとは何か 第3節 評価の意味と必要性 第4節 研究方法:CUDBAS手法の特徴と意義 第5節 本書の構成 |
|
第Ⅰ部 ミクロレベルのボランティア評価 |
|
第1章 ボランティア評価の初期開発 |
|
第1節 ボランティア評価研究をめぐる国際的動向 第2節 ボランティアの量的・質的アプローチ 第3節 CUDBAS手法を援用したボランティア評価の初期開発 第4節 CUDBAS手法を用いたボランティア評価の有効性 |
|
第2章 ボランティア学習とキー・コンピテンシー評価 |
|
第1節 ESDからみたボランティア評価学の方向性 第2節 日本におけるボランティアをめぐる教育政策 第3節 キー・コンピテンシーを軸としたボランティアに必要な能力 第4節 持続可能な社会を形成するボランティア学習 |
|
第3章 社会参画力を育む授業実践と評価:地域イベントの導入 |
|
第1節 社会参画力を育む授業開発 第2節 「ボランティア活動論」の授業実践と質的評価 第3節 「生涯学習イベント企画」の授業実践と質的評価 第4節 地域イベントを実施運営できる能力インベントリー作成と評価 第5節 社会参画力レベルを高める授業実践 |
|
第4章 子どもと親・若者の社会人の一般能力のインベントリー作成と評価 |
|
第1節 子ども・若者のキャリア教育 第2節 子どもと親のキャリア形成に関するニーズ把握 第3節 若者の社会人の一般能力のインベントリー作成と評価 第4節 社会人の一般能力の内容と構造 |
|
第Ⅱ部 メゾレベルのボランティア評価 |
|
第5章 「潜在的ボランティア」活動に踏み出す具備条件 |
|
第1節 「潜在的ボランティア」概念の導入 第2節 調査の方法 第3節 ボランティア活動に踏み出す具備条件 第4節 「潜在的ボランティア」が活動に踏み出す条件と環境づくり 第5節 市民(若者・高齢者・NPO関係者)に潜むボランタリズムを誘う |
|
第6章 「社会参画型教育プログラム」の実施・運営能力と評価 |
|
第1節 社会参画型教育プログラムの検討の意義 第2節 教育プログラムの実践と評価方法 第3節 「社会参画型教育プログラム」の効果と課題の検証:世代間交流の実践 第4節 「社会参画型教育プログラム」の実施・運営プロセスと必要能力の抽出 第5節 「社会参画型教育プログラム」の方法論の提示 |
|
第7章 アクティヴ・シニアのエンパワメントと評価 |
|
第1節 高齢者(シニア)と共にコミュニティを拓くために 第2節 エイジングの国際的方向性:国連と日本 第3節 日本におけるシニアのプロダクティヴィティの評価 第4節 「高齢者(シニア)」をめぐる研究の視角 第5節 アクティヴ・シニアのエンパワメントをめぐる課題と支援の仕組み |
|
第Ⅲ部 マクロレベルのボランティア評価 |
|
第8章 社会教育計画立案に向けた産学官民連携の協議:CUDBASの成果 |
|
第1節 自治体における社会教育計画立案 第2節 社会教育の評価:松戸市を例として 第3節 CUDBAS手法を活用した産学官民連携の協議 第4節 コラボレーション導入の成果と課題 第5節 「ポジティブ・アプローチ」の発展的なサイクル |
|
第9章 生涯学習機関における企画・立案過程の提案:事業到達度の評価 |
|
第1節 生涯学習機関における委員会・会議のあり方 第2節 「企画・立案過程」の作業手順:小田原市を例として 第3節 CUDBAS手法を用いた事業到達度インベントリー作成と評価 第4節 委員会・会議の機能を最大発揮する条件 第5節 地域の拠点となる公民館機能の現状把握と評価 |
|
第10章 市民性と地域参画力を育てるサービス・ラーニングの可能性と評価 |
|
第1節 成人を対象とするサービス・ラーニング 第2節 研究の手順と方法 第3節 成人のためのサービス・ラーニングの展開と評価:市民大学を例として 第4節 学習支援者の業務とその構造:CUDBASとSOFARモデルの活用 第5節 「市民性」と「地域参画力」を育てるサービス・ラーニングの可能性と評価 |
|
終章 ボランティア評価学の体系化を目指して |
|
第1節 本研究の主要な知見:ボランティア活動成果を確かなものに 第2節 各章における研究成果の整理:CUDBASを用いた評価指標の設定 第3節 ボランティア評価学の体系化に向けて 第4節 本研究に残された課題と展望 |