タイトルコード |
1000101023393 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本海軍の志願兵と地域社会 |
書名ヨミ |
ニホン カイグン ノ シガンヘイ ト チイキ シャカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木村 美幸/著
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著者名ヨミ |
キムラ ミユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2022.11 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-642-03917-8 |
ISBN |
4-642-03917-8 |
数量 |
10,315,5p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
397.21
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件名 |
海軍-日本
兵役
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内容紹介 |
なぜ海軍は徴兵ではなく志願兵を必要とし、そのために全国各地にどのような拠点を設置し、増設していったのか。日露戦争後から敗戦にいたるまで、海軍の募兵制度の変遷を探り、各地の事例から兵士確保の実態に迫る。 |
著者紹介 |
1992年東京都生まれ。名古屋大学大学院人文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。福井工業高等専門学校一般科目教室助教。博士(歴史学)。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題と視角 |
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一 海軍志願兵への着目 二 先行研究との関係 三 本書の対象 四 本書の構成 |
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第一部 海軍志願兵制度の変遷 |
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第一章 割当制の制度化と地域社会 |
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はじめに 一 日露戦争後における海軍志願兵制度 二 日露戦争後〜一九一八年の海軍志願兵募集 三 志願兵募集状況の悪化と海軍志願兵令の施行 おわりに |
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第二章 アジア・太平洋戦争期における海軍の新兵動員と陸海軍協定 |
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はじめに 一 兵役法・海軍志願兵令施行以降における海軍の徴兵・志願兵 二 一九四三年度新兵徴集員数に関する陸海軍協定 おわりに |
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補論Ⅰ 海軍兵事資料論 |
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はじめに 一 兵事資料の廃棄と残存 二 海軍兵事資料の整理 三 海軍志願兵関係業務と町村役場 おわりに |
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第二部 海軍と地域社会 |
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第一章 海軍と在郷軍人会 |
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はじめに 一 海軍軍人在郷軍人会参加問題 二 海軍班の設置 三 海軍班(部)・分会の活動と「陸海一致」 おわりに |
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第二章 海軍協会の支部・分会設置と宣伝活動 |
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はじめに 一 海軍の宣伝普及活動と海軍協会の位置づけ 二 町村分会での活動 三 海軍協会と海軍志願兵 おわりに |
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第三章 地方海軍人事部の設置と活動 |
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はじめに 一 地方海軍人事部設置の背景 二 海軍人事部令の制定と地方海軍人事部の設置 三 地方海軍人事部の増設 四 地方海軍人事部の組織と活動 おわりに |
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補論Ⅱ アジア・太平洋戦争期における海軍志願兵宣伝媒体 |
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はじめに 一 海軍志願兵参考書 二 海軍志願兵ポスター・双六 三 雑誌『海軍』 おわりに |
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補論Ⅲ 海洋道場の設置と活動 |
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はじめに 一 海洋道場設置の全国動向 二 愛知県における海洋道場の設置 三 海洋道場における訓練 おわりに |
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第四章 海軍志願兵徴募と地域社会 |
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はじめに 一 長野県の志願兵徴募状況 二 海軍関係兵事会議 三 各組織の連携 四 割当制をめぐる地域社会 おわりに |
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終章 本書の総括と今後の課題 |