タイトルコード |
1000101043692 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
司法権・憲法訴訟論 続 |
巻次(漢字) |
続 |
書名ヨミ |
シホウケン ケンポウ ソショウロン |
各巻書名 |
刑事手続と司法審査 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
君塚 正臣/著
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著者名ヨミ |
キミズカ マサオミ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
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出版年月 |
2023.1 |
本体価格 |
¥18000 |
ISBN |
978-4-589-04250-7 |
ISBN |
4-589-04250-7 |
数量 |
7,1147p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
327.01
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件名 |
憲法裁判
違憲審査
司法権
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各巻件名 |
刑事法 |
内容紹介 |
戦後日本の司法権論及び憲法訴訟論における法理・法解釈の主要論点を考察した「司法権・憲法訴訟論」の続巻。「裁判官の独立」など本編補遺6章、刑事手続と司法審査に関する10章、アメリカ判例研究を収録する。 |
目次タイトル |
本編補遺 |
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第37章(本編第1章の2) 裁判官の独立 |
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はじめに 1 戦後の諸事件・再確認 2 立憲主義と裁判宮の独立 3 最高裁人事について おわりに |
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第38章(本編第3章の2) 憲法院的機関の憲法上の可能性 |
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はじめに 1 内閣法制局の歴史と根拠と限界 2 憲法院概略及び一部導入論 3 日本型憲法院の合憲性-独立行政委員会合憲論からの展開 おわりに |
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第39章(本編第5章の2) 民事裁判を受ける権利 |
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はじめに 1 片山智彦「裁判を受ける権利」論とその評価 2 民事訴訟のIT化と「裁判を受ける権利」 おわりに |
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第40章(本編18章の2) 二重の基準論の多角的再検討 |
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はじめに 1 民主主義と司法審査 2 平和主義と司法審査 3 市場主義と司法審査 おわりに |
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第41章(本編18章の3) 二重の基準論の再再検討 |
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はじめに 1 ときに民主主義と対峙する司法権 2 近代立憲主義再考 おわりに |
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第42章(本編22章の2) 幸福追求権 |
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はじめに 1 幸福追求権の性格論争 2 憲法13条の保障範囲を比較的広範に理解する見解 3 憲法13条の保障範囲を限定的に理解する見解 4 憲法13条と司法審査基準 おわりに |
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続巻本体 |
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第43章 刑事法学における憲法の取扱い |
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はじめに 1 憲法31・32条を巡る問題 2 憲法33条以下を巡る問題 3 憲法全般の問題-團藤説を中心に おわりに |
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第44章 憲法学における刑事法の取扱い |
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はじめに 1 明治世代 2 大正世代 3 昭和(戦前)世代 4 昭和(戦後)世代 おわりに |
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第45章 刑事法学における死刑論 |
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はじめに 1 團藤重光 2 死刑廃止論側による擁護 3 死刑存置論側からの批判 おわりに |
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第46章 死刑 |
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はじめに 1 生命刑と憲法31条 2 法律の委任 3 罪刑の均衡 4 適正手続 5 残虐刑の禁止 おわりに |
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第47章 緊急逮捕 |
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はじめに 1 定義及び判例など 2 合憲論 3 違憲論 4 違憲論の批判を受けて 5 緊急逮捕の憲法論を超えて おわりに |
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第48章 閲覧・複写物の公表 |
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はじめに 1 表現の自由の問題として 2 刑事手続の適正の問題として おわりに |
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第49章 アメリカにおける刑事手続の司法審査 |
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はじめに 1 逮捕・捜索・押収・取調手続 2 訴訟手続 3 刑事実体法 4 ヘビアス・コーパス おわりに |
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アメリカ判例研究 |
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A.追跡した車に対するパトカーのバンパー攻撃と修正4条Timothy SCOTT v.Victor HARRIS,550 U.S.372(2007) B.同乗者への下車命令と修正4条MARYLAND v.Jerry Lee WILSON,519 U.S.408(1997) C.警察官の不合理とは言えない法律の錯誤と修正4条Nicholas Brady HEIEN v.NORTH CAROLINA,574 U.S.54(2014) D.飲酒運転者が意識を失った際の令状なき強制採血と修正4条Gerald P.MITCHELL v.WISCONSIN,588 U.S._,139 S.Ct.2525(2019) E.ミランダ警告なしの自発的供述から得られた物的証拠の証拠能力UNITED STATES v.Samuel Francis PATANE,542 U.S.630(2004) F.無罪主張の死刑宣告事件での公選弁護人の有罪前提の弁護と修正6条Robert Leroy McCOY v.LOUISIANA,584 U.S._,138 S.Ct.1500(2018) G.対審権と伝聞証拠(公判外証言)Donald BULLCOMING v.NEW MEXICO,564 U.S.647(2011) H.死刑事件における陪審決定欠如違憲判決の遡及可能性Dora B.SCHRIRO v.Warren Wesley SUMMERLIN,542 U.S.348(2004) I.州の重罪事件の陪審での全員一致Evangelisto,RAMOS v.LOUISIANA,590 U.S._,140 S.Ct.1390(2020) J.無罪評決の量刑評価と二重の危険UNITED STATES v.Vernon WATTS;UNITED STATES v.Cheryl PUTRA,519 U.S.148(1997) K.有罪判決の上訴審破棄後、有罪を根拠に付加的に支払った金銭の返却Shannon NELSON v.COLORADO,581 U.S._,137 S.Ct.1249(2017) L.ヘビアス・コーパス審査における州裁判所の最終判定方法Marion WILSON v.Eric SELLERS,584 U.S_,138 S.Ct.1188(2018) |
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第50章 刑事適正手続と憲法保障 |
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はじめに 1 「適正」手統とは何か 2 「適正」と司法審査基準 3 少年法への準用-「適正」の修正 おわりに |
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第51章 刑事実体的権利と憲法保障 |
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はじめに 1 罪刑法定主義の展開 2 実体的刑罰法規の適正の中身と範囲 3 刑事実体法法定・適正の憲法保障を再考する おわりに |
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第52章 おわりに |
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はじめに 1 芦部信喜説ほか 2 佐藤幸治説ほか 3 小山剛説ほか 4 渋谷秀樹説 5 松井茂記説ほか 6 伊藤健説 おわりに |