タイトルコード |
1000101050968 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中国の知的障害者とその家族 |
書名ヨミ |
チュウゴク ノ チテキ ショウガイシャ ト ソノ カゾク |
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「新しい社会性」のエスノグラフィー |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
奈倉 京子/著
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著者名ヨミ |
ナグラ キョウコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東方書店
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出版年月 |
2023.2 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-497-22301-2 |
ISBN |
4-497-22301-2 |
数量 |
10,244,46p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.28
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件名 |
知的障害者福祉
社会福祉-中国
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注記 |
文献:巻末p35〜46 |
内容紹介 |
ケアは家族へ回帰するのか-。民間組織「機構」の役割を当事者の目線で検討するとともに、複数の障害者家族への聞き取りを通して、中国西北部に暮らす知的障害者とその家族の生の営みを映し出す。テキストデータ引換券付き。 |
著者紹介 |
静岡県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。静岡県立大学国際関係学部教授。著書に「帰国華僑」「中国系新移民の新たな移動と経験」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一節 問題意識と本書のテーマ 第二節 先行研究、当該テーマの位置および独自性 第三節 分析の視点 第四節 研究の方法 第五節 本書の構成 |
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第一部 中間的領域/組織の役割からみる「新しい社会性」 |
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第一章 中国政府の障害認識と政策理念 |
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第一節 障害の概念形成 第二節 政策理念からみる障害認識 第三節 法整備にみる政府の障害認識 第四節 障害者社会保障管理体制と中国障害者連合会 小括 |
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第二章 中国的ソーシャルワークと民間組織 |
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第一節 「社会工作」 第二節 「機構」について 第三節 「社会工作」と「機構」のかかわり 小括 |
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第三章 高等教育機関の教員による「機構」の中間的領域/組織の役割 |
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第一節 大学における「社会工作」教育の困難 第二節 高等教育機関の教員による「機構」 小括 |
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第四章 知的障害者支援組織「慧霊」の中間的領域/組織の役割 |
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第一節 知的障害者支援組織「慧霊」 第二節 蘭州市の「慧霊」 小括 |
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第五章 知的障害児教育支援センターの中間的領域/組織の役割 |
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第一節 X知的障害児教育支援センター 第二節 親の立場からみるX知的障害児教育支援センターの役割 小括 |
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第一部小括 |
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第一節 中間的領域/組織としての「機構」の役割 第二節 中間的領域/組織の共生論理 第三節 中国の障害/者を対象とした研究への新たな知見 |
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第二部 障害者家族の「新しい社会性」 |
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第六章 中間的領域/組織の経験 |
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第一節 Aさんの語り 第二節 考察 |
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第七章 「家族回帰」と個人の自立 |
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第一節 Bさんの語り 第二節 考察 |
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第八章 「家族回帰」と個人の犠牲 |
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第一節 祖母Cさんと主夫となった父親の語り 第二節 祖父Dさんの語り 第三節 祖父母との複雑な関係を語る母親 第四節 考察 |
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第九章 「家族回帰」と中間的領域/組織のはざま |
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第一節 Mさんの語り 第二節 考察 |
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第二部小括 |
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第一節 当事者の他者とのかかわりからみる中間的領域/組織の経験、意味 第二節 中国の障害者家族の「家族回帰」の多面性 第三節 障害者家族の社会学的研究への新たな知見 |
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終章 知的障害者とその家族の「新しい社会性」 |
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第一節 「新しい社会性」の検討 第二節 ポスト社会主義人類学への新たな知見 第三節 本書の限界と今後の課題 |