タイトルコード |
1000101051170 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
委任の任意解除権 |
書名ヨミ |
イニン ノ ニンイ カイジョケン |
叢書名 |
日本大学法学部叢書
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叢書番号 |
第46巻 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長谷川 貞之/著
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著者名ヨミ |
ハセガワ サダユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2023.1 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-7923-2790-3 |
ISBN |
4-7923-2790-3 |
数量 |
18,303,6p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
324.52
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件名 |
委任
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内容紹介 |
これまでに発表した委任の任意解除権に関する論考をまとめ収録。現行民法典の誕生から近時の債権法改正に至るまでをフォローし、その沿革を辿りながら、委任の任意解除権の意義と適用範囲について考察する。 |
目次タイトル |
第一部 |
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第一章 委任などの労務供給契約-債権法改正前の法状況 |
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第一節 はじめに 第二節 委任の基本的法律関係 第三節 委任をめぐる従来の学説と判例 第四節 問題の整理と所在 |
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第二章 委任における任意解除権の規範的性質 |
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第一節 問題の所在 第二節 継続的債務関係と解除 第三節 解約告知に関する民法典の規定と委任の解除 第四節 委任の任意解除に関する改正前民法六五一条の立法的沿革 第五節 改正前民法六五一条の指導形象と規範的性質 第六節 今後の課題と展望 |
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第三章 信認関係と忠実義務-信認型契約の創設を構想する立場からの提言- |
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第一節 はじめに 第二節 債権法改正に現れた二つの改正案 第三節 既成民法典と受任者の忠実義務 第四節 受任者の忠実義務を論ずることの意義 第五節 信認型契約の提唱と忠実義務 |
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第二部 |
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第四章 役務提供型の典型契約(雇用、請負、委任、寄託)と債権法改正-総論 |
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第一節 法制審議会提案 第二節 検討 |
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第五章 新民法と強行法・任意法-請負・委任における契約不適合責任、解除を中心に- |
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第一節 問題の所在 第二節 役務提供契約に関する検討課題と二つの視点 第三節 債権法改正における強行法・任意法の議論と契約自由の制約原理 第四節 請負における契約不適合責任・解除と強行法規性 第五節 委任の任意解除権をめぐる判例法理の条文化とその射程 第六節 受け皿としての準委任と契約相互間の振分け・利害調整 第七節 結び |
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第六章 委任の任意解除に関する判例法理の条文化と半強行法規性 |
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第一節 問題の所在 第二節 委任の解除と任意解除権 第三節 委任の任意解除権に関する判例法理の条文化と改正民法六五一条の意義 第四節 条文化された判例法理の規律 第五節 契約解除の通則に関する規定の補充的適用 第六節 改正法六五一条の解釈指針 第七節 結語 |
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第七章 委任における委任者の任意解除権と「受任者の利益」-債権法改正過程から見えたもの- |
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第一節 問題の所在 第二節 役務提供契約と債権法改正 第三節 債権法改正過程から見た委任の任意解除権と「受益者の利益」 第四節 改正法六五一条の法意と「受任者の利益」をも目的とする委任の任意解除 |
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第三部 |
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第八章 委任契約の終了と契約の解除 |
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第一節 はじめに 第二節 委任における契約解除の自由と制約原理 第三節 契約解除の通則規定と委任の任意解除の関係 第四節 結語 |
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第九章 委任の任意解除による契約関係の清算と金銭賠償・補償 |
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第一節 やむを得ない事由の考慮要素 第二節 特定商取引法における中途解約権、損害賠償額の上限規制との関係 第三節 金銭的損害賠償と補償 第四節 今後の課題-結びに代えて |