タイトルコード |
1000101008048 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
石敢當の比較研究 |
書名ヨミ |
イシガントウ ノ ヒカク ケンキュウ |
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中国・沖縄・鹿児島・奄美 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
蔣 明超/著
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著者名ヨミ |
ショウ メイチョウ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
春風社
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出版年月 |
2022.7 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-86110-753-5 |
ISBN |
4-86110-753-5 |
数量 |
328p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
387
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件名 |
石敢当
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注記 |
文献:p314〜323 |
内容紹介 |
沖縄・鹿児島を中心に日本各地に分布する魔除けの石、石敢當。中国山東省出身の民俗学者が、日本・中国各地で実物調査した結果を、各種資料や先行研究とあわせて比較・分析。中国からの伝播の経緯や現在の状況を考究する。 |
目次タイトル |
序章 石敢當の比較研究を行う必要性 |
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第1節 石敢當の比較研究をする動機 第2節 「薩摩」「琉球」「奄美」 第3節 石敢當の比較民俗研究の展開 第4節 研究方法 第5節 本書の構成 |
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第1章 「石敢當」誕生推論 |
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はじめに 第1節 『急就篇』にある「石敢當」文言 第2節 石造物の石敢當の誕生 第3節 現代中国書籍にある石敢當 第4節 石敢當誕生推論 おわりに |
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第2章 石敢當と泰山石敢當の異同-中国山東省泰安市岱岳区西南望村における石敢當調査の問題解明 |
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はじめに 第1節 先行研究と調査地概要 第2節 西南望村における石敢當 第3節 石敢當について 第4節 泰山石敢當について 第5節 石敢當と泰山石敢當との比較 おわりに |
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第3章 中国北方と南方における石敢當の比較研究-山東省と福建省を例に |
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はじめに 第1節 先行研究と調査地概要 第2節 中国北方の石敢當-山東省泰安市を例に 第3節 中国南方の石敢當-福建省を例に 第4節 中国南北の石敢當の比較 おわりに |
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第4章 日本における泰山石敢當の受容 |
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はじめに 第1節 日本における泰山石敢當の現状 第2節 旧薩摩領の泰山石敢當 第3節 沖縄の泰山石敢當 第4節 中国南北の泰山石敢當 第5節 中国と比較して見る日本の泰山石敢當伝来と受容 第6節 今帰仁歴史文化センターの泰山石敢當の一分析 おわりに |
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第5章 「閩人三十六姓」と琉球の石敢當受容 |
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はじめに 第1節 琉球の石敢當伝来 第2節 「閩人三十六姓」と唐栄 第3節 王国時代の琉球の石敢當受容 第4節 琉球王国の風水展開から見る琉球の石敢當受容 第5節 「閩人三十六姓」と琉球の石敢當受容 おわりに |
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第6章 物から見る琉球(沖縄)の石敢當受容 |
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はじめに 第1節 先行研究 第2節 王国時代琉球の石敢當 第3節 戦後沖縄の石敢當 第4節 外部と比較して見る沖縄における石敢當受容 第5節 物から見る各段階琉球(沖縄)の石敢當受容 おわりに |
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第7章 薩摩の石敢當の中国伝来の可能性-倭寇や唐人町を中心に |
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はじめに 第1節 問題提起 第2節 倭寇と薩摩の石敢當伝来 第3節 九州中の薩摩の唐人町 第4節 唐人町と薩摩の石敢當伝来 第5節 九州範囲で見る薩摩の石敢當伝来 第6節 薩摩の石敢當伝来の分析 おわりに |
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第8章 物から見る旧薩摩領の石敢當受容 |
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はじめに 第1節 先行研究 第2節 薩摩の石敢當 第3節 大隅の石敢當 第4節 日向の石敢當 第5節 外部から見る旧薩摩領の石敢當受容 第6節 歴史と地域と合わせて見る旧薩摩領の石敢當受容 おわりに |
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第9章 奄美諸島の石敢當受容-喜界島・奄美大島・徳之島を中心として |
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はじめに 第1節 先行研究と調査地概要 第2節 物から見る奄美諸島の石敢當現状 第3節 奄美諸島の石敢當伝来論 第4節 物の比較を通じて見る奄美諸島の石敢當受容 第5節 歴史と合わせて見る奄美諸島の石敢當受容 おわりに |
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終章 結論と今後の課題 |
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第1節 各章の要約 第2節 総合的分析 第3節 今後の課題 |