タイトルコード |
1000101060676 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ベンヤミンの歴史哲学 |
書名ヨミ |
ベンヤミン ノ レキシ テツガク |
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ミクロロギーと普遍史 |
叢書名 |
関西学院大学研究叢書
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叢書番号 |
第253編 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宇和川 雄/著
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著者名ヨミ |
ウワガワ ユウ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
人文書院
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-409-03120-9 |
ISBN |
4-409-03120-9 |
数量 |
358p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
201.1
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件名 |
歴史哲学
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個人件名 |
Benjamin Walter |
注記 |
文献:p324〜349 |
内容紹介 |
「歴史」に翻弄された思想家ベンヤミンは、「歴史」をどう捉えていたのか。ドイツ精神史との対話、同時代人との対決のなかにベンヤミンの思考の軌跡をたどり、その未完の「歴史哲学」の核心に迫る。 |
著者紹介 |
愛媛県松山市出身。京都大学博士号(文学)を取得。関西学院大学准教授。専門はヴァルター・ベンヤミンと近現代ドイツ語圏の文学・思想。 |
目次タイトル |
序論 |
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一 「神は細部に潜む」-ベンヤミンのミクロロギー 二 「文学は歴史の感覚器官となる」-批評家ベンヤミンの歴史哲学 三 ベンヤミンの「歴史哲学」とは何か 四 マルクス主義のラビ、文化学とミクロストリアの先駆者としてのベンヤミン 五 ミクロロギーと普遍史-章構成 |
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第一章 形態と歴史 |
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一 ゲシュタルトとは何か 二 グンドルフのゲシュタルト理論 三 ベンヤミンのグンドルフ批判-『ゲーテの親和力』 四 ゲシュタルトと歴史-ゲーテの「形態学」をめぐって 五 グンドルフ批判から歴史の「方舟」の建造へ |
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第二章 文献学と歴史 |
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一 パリンプセストの解読 二 ドイツ文献学と「些末なものへの畏敬心」 三 古ドイツの森の測量術-グリム兄弟とA・W・シュレーゲル 四 ドイツ文献学の境界画定-ヤーコプ・グリムとシェーラー 五 境界領域への眼差し-ベンヤミンとグリム兄弟 六 灰の文献学 |
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第三章 寓意と歴史 |
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一 自然史と救済史-『ドイツ哀悼劇の根源』における二つの理念 二 アレゴリーと象徴-一八〇〇年頃の美学言説 三 髑髏と神像-ベンヤミンのアレゴリー論 四 受難史から救済史へ-復活のアレゴリー 五 救済史から普遍史へ-「歴史の天使」の眼差し |
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第四章 原型と歴史 |
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一 原型論とミクロロギー 二 遠さとイメージ-ベンヤミンのイメージ論(1) 三 イメージの現実性-クラーゲスのイメージ論 四 写像の読解-ベンヤミンのイメージ論(2) 五 原型と歴史 |
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第五章 技術と歴史 |
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一 技術否定と技術崇拝のあいだで 二 第二の自然とは何か-ルカーチからベンヤミンへ 三 第二の自然としての技術-ベンヤミンの技術論(1) 四 「戦争の美学」との対決-ベンヤミンの技術論(2) 五 進歩主義への問い-ベンヤミンの技術論(3) |
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第六章 言語と歴史 |
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一 裏切られた遺言-普遍史の解体と構築 二 普遍史とは何か-キリスト教的普遍史と近代的普遍史 三 ベンヤミンの普遍史批判-<真の普遍史>を求めて 四 散文の理念-ベンヤミンのシュレーゲル読解 五 ベンヤミンの普遍史-『歴史哲学テーゼ』の核心 六 普遍史の「部分的」な再現に向けて |
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終章 |
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一 メシアニズムから救済史へ、そして普遍史へ 二 幸福のなかに潜む救済を求めて-科学と神学のあいだで |