タイトルコード |
1000101064054 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本的雇用システムをつくる1945-1995 |
書名ヨミ |
ニホンテキ コヨウ システム オ ツクル センキュウヒャクヨンジュウゴ センキュウヒャクキュウジュウゴ |
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オーラルヒストリーによる接近 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
梅崎 修/著
南雲 智映/著
島西 智輝/著
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著者名ヨミ |
ウメザキ オサム ナグモ チアキ シマニシ トモキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2023.2 |
本体価格 |
¥9800 |
ISBN |
978-4-13-046138-2 |
ISBN |
4-13-046138-2 |
数量 |
8,547p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
366.21
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件名 |
雇用-歴史
労働問題-日本
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注記 |
文献:p485〜510 |
内容紹介 |
戦後からはじまる日本的雇用システム。その構築過程について、制度構築の当事者たち(経営者、人事担当者、労働組合、労働者、官僚など)の意図と行為の連鎖に焦点を当てながら、オーラルヒストリーの方法論を用いて分析する。 |
著者紹介 |
法政大学キャリアデザイン学部教授。慶應義塾大学産業研究所・共同研究員。 |
目次タイトル |
序章 日本的雇用システムの歴史的パースペクティブ |
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1.日本的雇用システムはどのように説明されてきたのか 2.オーラルヒストリーによって何を分析するのか 3.本書の構成 |
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第Ⅰ部 職場の新秩序への模索 |
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第1章 起点としての身分差撤廃交渉 |
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1.企業内に生まれた民主化運動 2.労使会議の中の歴史証言 3.身分差撤廃交渉が進んだ要因 4.身分差撤廃をめぐる企業内労使交渉 5.身分差撤廃の達成と残された課題 |
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第2章 賃金の支払い方をめぐる論争 |
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1.賃金格差を生み出す「査定」 2.終戦直後の賃金制度 3.賃金制度をめぐる企業内労使交渉 4.新秩序としての「能力」の採用と限界 補論 労使交渉のあと |
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第3章 「家族賃金」観念の形成 |
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1.賃金のなかの「家族」 2.人権争議前後の雇用管理 3.「家族賃金」の組合提案と消滅 4.恋愛結婚への憧れと金銭的現実 5.労働組合運動の中の性別役割分業意識 |
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第Ⅱ部 日本的雇用慣行の生成と変容 |
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第4章 労使関係の中の「相互信頼」の獲得 |
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1.「相互信頼」はどのように形成されたか 2.生産性運動をめぐる対立 3.労使関係における生産性運動の多様性 4.中立・コミュニケーション・啓蒙 |
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第5章 高度成長期における人事制度改革の説得 |
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1.人事制度改革はいかに説得されたのか 2.調査計画と調査対象の説明 3.NKKにおける「労務管理の科学化」の流れ 4.人事制度の日本的変容 5.政治から科学への転換 |
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第6章 企業内労働市場の拡大と完成 |
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1.「遠い職場」への配置転換 2.内部労働市場の形成をいかに探るか 3.使用資料の紹介 4.東海転出の経緯と実態 5.釜石の労働者 6.転出を促す人事施策と労使関係 7.内部労働市場の中のインセンティブと公平性 |
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第7章 産業別賃金交渉における内部労働市場の論理 |
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1.「賃金構造」接近のメカニズムを探る 2.「個別賃金実態調査」の分析 3.賃金交渉の分析枠組み 4.労使交渉過程の分析 5.内部労働市場間の調整 |
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第8章 日本的能力観の構築 |
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1.企業内で「能力」は如何に語られてきたのか 2.「能力」をめぐる議論 3.「能力の基準」をつくる 4.能力観への批判とその改良 5.「能力」の揺らぎと新しい合意への模索 |
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第9章 新しい人事方針への変革 |
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1.「新時代の日本的経営」の何が新しかったのか? 2.人事方針の位置 3.使用資料の紹介 4.人事方針と人事施策の歴史分析 5.継続する議論,残された課題 |
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第Ⅲ部 地域・産業・政策の労使関係 |
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第10章 企業を超えた地域労使交渉 |
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1.「集合財」としての労働協約 2.集合行為の分析視点 3.東京金属産業における統一労働協約 4.統一労働協約締結に至る労使交渉 5.個別企業の統一労働協約への参加 6.労働組合間の協力を生み出す設計 |
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第11章 産業レベルの労働組合運動の役割 |
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1.産業別労働組合を取り上げる意味 2.戦後繊維産業と繊維労働者 3.全繊同盟の組織化過程 4.組織拡大の促進 5.組織縮小の抑制 6.経済構造変化のもとでの労働組合運動 |
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第12章 労働法政策決定における議論の場所 |
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1.政策決定の調整メカニズム 2.労働時間規制の概略と政策研究の視角 3.労働省OBオーラルヒストリーの概要 4.改正労働基準法の成立過程の解読 5.研究会・審議会主導の政策決定とその喪失 |
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終章 雇用論議を始める起点 |
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1.語られたこと,わかったこと 2.日本的雇用システムをつくった人びと 3.1995年以降の「長い現在」 4.正解を探すのではなく,新しい制度やルールをつくる人たちを探す |
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資料紹介 日本における労働史オーラルヒストリー |
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1.オーラルヒストリーの議論と蓄積 2.オーラルヒストリーの分類軸 3.労働史オーラルヒストリーに向けた探索 4.我々が参加したオーラルヒストリー・プロジェクト 5.オーラルヒストリーの課題と未来 |