タイトルコード |
1000101065001 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
岡倉由三郎と近代日本 |
書名ヨミ |
オカクラ ヨシサブロウ ト キンダイ ニホン |
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英語と向き合う知の軌跡 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
平田 諭治/著
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著者名ヨミ |
ヒラタ ユウジ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
風間書房
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-7599-2457-2 |
ISBN |
4-7599-2457-2 |
数量 |
11,600p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
830.1
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件名 |
英語学-歴史
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個人件名 |
岡倉 由三郎 |
内容紹介 |
近代日本はいかに英語と向き合い、どのように英語を遇し、英語で何をしたのか。そのとき「国語」としての日本語はいかに位置づけられ、どのように扱われたのか。知の軌跡を、岡倉由三郎の思想と活動に即して検討・考察する。 |
著者紹介 |
福井県生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。筑波大学人間系(教育学域)准教授。専門は日本教育史。日本比較教育学会「平塚賞」などを受賞。 |
目次タイトル |
序章 本書の趣旨と目的 |
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第一節 問題の所在 第二節 対象と課題 第三節 資料と構成 注 |
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第Ⅰ部 英語を受け入れる |
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第一章 生い立ちと思想形成 |
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はじめに 第一節 ライフヒストリーとその語り 第二節 生活世界と岡倉覚三(天心) 第三節 帝国大学選科とB・H・チェンバレン 第四節 チェンバレンの授業とその世界 第五節 「国語」の制度化と上田万年 おわりに 注 |
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第二章 一八九〇年の最初の著作にみる言語思想 |
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はじめに 第一節 『日本語学一斑』について 第二節 『日本語学一斑』の概要とW・D・ホイットニーの位置 第三節 ホイットニー言語論の受容と変奏 おわりに 注 |
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第三章 一九〇一年度文部省外国留学生として |
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はじめに 第一節 留学生の拡大方針と規制強化 第二節 留学をめぐる経緯と背景 第三節 ヨーロッパにおける留学の実際 おわりに 注 |
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第Ⅱ部 英語で語る(一) |
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第四章 一九〇五年のロンドン大学における講演 |
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はじめに 第一節 ロンドン大学側のいきさつ 第二節 講師と題目をめぐる曲折 第三節 講演の概要 おわりに 注 |
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第五章 『ザ・ジャパニーズ・スピリット』(一九〇五年) |
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はじめに 第一節 出版と構成 第二節 主題と先行文献 第三節 内容と特徴 おわりに 注 |
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第六章 『ザ・ジャパニーズ・スピリット』の読まれ方 |
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はじめに 第一節 欧米社会の反応・反響と評価 第二節 語られた「日本」の受け止め方 第三節 G・メレディスにおける「日本」 おわりに 注 |
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第Ⅲ部 英語で語る(二) |
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第七章 一九一〇年のボストンにおける講演 |
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はじめに 第一節 渡米のいきさつ 第二節 ローエル・インスティテュート 第三節 講演の概要 おわりに 注 |
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第八章 『ザ・ライフ・アンド・ソート・オブ・ジャパン』(一九一三年) |
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はじめに 第一節 出版の経緯と背景 第二節 構成と主題 第三節 内容と特徴 おわりに 注 |
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第九章 『ザ・ライフ・アンド・ソート・オブ・ジャパン』の読まれ方 |
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はじめに 第一節 新聞・雑誌の取り上げ方 第二節 『アジア評論』にみるパターナリズム 第三節 『サタデー・レビュー』にみるレイシズム 第四節 『ボストン・トランスクリプト』にみる表象の臨界 第五節 『ネイション』にみるナショナリズム おわりに 注 |
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第Ⅳ部 世界そして英語を問う |
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第一〇章 一九三一年の美術使節として |
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はじめに 第一節 トリード美術館の展覧会 第二節 美術使節の派遣について 第三節 美術使節としての活動 第四節 日本画についての語り おわりに 注 |
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第一一章 「国際語としての英語」を求めて |
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はじめに 第一節 第一次世界大戦後の国際語の希求と日本の状況 第二節 N・M・バトラーへの要請とC・K・オグデンとの交流 第三節 ベーシック・イングリッシュをめぐる取り組み 第四節 スペリング・リフォームをめぐる取り組み おわりに 注 |
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終章 まとめと展望 |
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第一節 要約 第二節 総括 第三節 現代の再審 注 |