タイトルコード |
1000101071510 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
明代白話小説の出版 |
書名ヨミ |
ミンダイ ハクワ ショウセツ ノ シュッパン |
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短篇集『古今小説』と「三言」 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
廣澤 裕介/著
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著者名ヨミ |
ヒロサワ ユウスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-7629-6728-3 |
ISBN |
4-7629-6728-3 |
数量 |
15,323,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
923.5
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件名 |
小説(中国)-歴史
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内容紹介 |
中国の明代に読まれていた口語体の小説=白話小説。白話短篇小説集「古今小説」や「三言」と通称されるシリーズを取り上げ、各版本、各収録作品の成立などを考察。明代白話小説の出版と発展過程の実像に迫る。 |
著者紹介 |
茨城縣生まれ。神戸大學大學院文化學研究科博士課程修了(博士)。愛知教育大學・南山大學非常勤講師、立命館大學學外協力研究員。 |
目次タイトル |
序章 『古今小説』の發見 |
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第一部 『古今小説』原刻系の諸問題 |
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第一章 『古今小説』諸版本の成立問題 |
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一 『古今小説』關連の諸版本の書誌データ 二 圖像の比較 三 本文テキストの比較 小結 |
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第二章 『古今小説』の成立と葉有聲 |
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一 葉有聲と『古今小説』 二 葉有聲 三 葉有聲の出版活動 四 『古今』の流布と葉有聲 小結 |
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第三章 「董其昌」の一部になった一族 |
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一 上海新塲鎭葉氏出世の前夜 二 葉有聲 三 葉有年 四 葉翔龍の妻と董其昌 五 『清史稿』に名を殘す葉家の子孫たち 小結 |
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第二部 『古今小説』覆刻系の諸問題 |
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第四章 覆刻系諸本の出版 |
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一 乙本系の特徴 二 補刻と修正 三 法政本と内閣本 小結 |
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第五章 『喩世明言』四十卷本考 |
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一 衍慶堂刊『喩世明言』二十四卷本の形態 二 衍慶堂刊『警世通言』二十四卷本の形態 三 『喩世明言』四十卷本の復元 小結 |
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第六章 北京大學圖書館所藏『喩世明言』殘本について |
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一 殘本が使用した版木 二 卷五の收録と版木について 小結 |
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第三部 『古今小説』『警世通言』『醒世恆言』の收録作品とその展開 |
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第七章 明末の蘇州と揚州の物語 |
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一 蘇州 二 揚州 小結 |
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第八章 白話小説を構成するもの |
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一 先行研究 二 『警世通言』卷十一 蘇知縣羅衫再合 三 『警世通言』卷三十四 王嬌鸞百年長恨 小結 |
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第九章 科擧を描く明代短篇白話小説 |
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一 『古今小説』の科擧物語 二 『警世通言』の明代を舞臺にした作品の中の科擧 三 『醒世恆言』「張淑兒巧智脱楊生」の明代後期の讀み方 小結 |
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第十章 白話小説『蘇知縣羅衫再合』から崑曲『白羅衫』 |
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はじめに 一 白話小説『蘇知縣羅衫再合』 二 王尚書と官僚たち わき役たちの變容と消滅 三 白話小説から崑曲へ 小結 |
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第十一章 『警世通言』と『醒世恆言』について |
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一 『警世通言』の成立 二 『醒世恆言』の成立 おわりに 「三言」成立への展望 |