タイトルコード |
1000101071525 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中近世移行期越中政治史研究 |
書名ヨミ |
チュウキンセイ イコウキ エッチュウ セイジシ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
萩原 大輔/著
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著者名ヨミ |
ハギハラ ダイスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2023.4 |
本体価格 |
¥8200 |
ISBN |
978-4-86602-154-6 |
ISBN |
4-86602-154-6 |
数量 |
380p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
214.2
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件名 |
富山県-歴史
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内容紹介 |
上杉謙信の襲来から、佐々成政の支配、羽柴秀吉による越中平定を経て、前田家の統治、前田利長の病没まで。越中を主な研究対象として、戦国時代から江戸時代前期の中近世移行期の政治史を中心に考察し、その実態を解明する。 |
著者紹介 |
滋賀県生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。富山市郷土博物館主査学芸員。著書に「武者の覚え」「謙信襲来」など。 |
目次タイトル |
序章 日本史の中近世移行期論をめぐって |
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はじめに 第一節 中近世移行期論の形成 第二節 中近世移行期論の展開 第三節 中近世移行期論と世界史的「近世」「長期の十六世紀」 第四節 中近世移行期の地域差と分野差 おわりに |
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序章付論 高岡徹『戦国期越中の攻防』によせて |
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はじめに 第一節 『戦国期越中の攻防』の構成と内容 第二節 『戦国期越中の攻防』の成果と課題 おわりに |
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第一部 謙信・秀吉・成政と越中 |
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第一章 上杉謙信の北陸出兵 |
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はじめに 第一節 神保氏・一向一揆との戦い 第二節 一向一揆・椎名氏との戦い 第三節 織田氏・能登畠山氏との戦い おわりに |
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第二章 天正年間中期の富山城 |
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はじめに 第一節 「安城」=富山城説をめぐって 第二節 戦国後期富山城の形成と展開 第三節 関白秀吉の富山入城と破却 おわりに |
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第三章 秀吉越中出陣の軍事経過 |
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はじめに 第一節 秀吉軍の構成と人数 第二節 総大将秀吉の動向 第三節 『秀吉事記』をめぐって おわりに |
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第三章付論 呉羽丘陵の白鳥城秀吉本陣伝承 |
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はじめに 第一節 白鳥城秀吉本陣伝承の淵源は何か 第二節 白鳥城秀吉本陣伝承の生成は何時か おわりに |
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第四章 秀吉越中出陣をめぐる政治過程 |
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はじめに 第一節 天正十二年冬の佐々成政浜松行きをめぐって 第二節 秀吉越中出陣構想の展開 第三節 徳川家康への追加人質要求 おわりに |
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第五章 「佐々成政のさらさら越え」ルート私考 |
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はじめに 第一節 村上義長の政治的立場をめぐって 第二節 佐々成政の富山-浜松往復と村上義長 おわりに |
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第六章 佐々成政の富山-浜松往復と信濃国安曇郡 |
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はじめに 第一節 佐々成政の富山-浜松往復の行程 第二節 信濃国安曇郡をめぐる政治情勢(天正十年〜十一年) 第三節 信濃国安曇郡をめぐる政治情勢(天正十二年一十三年) おわりに |
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第二部 前田利長と越中 |
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第七章 前田利長隠居政治の構造と展開 |
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はじめに 第一節 前田利長隠居政治の構造 第二節 前田利長隠居政治の展開 おわりに |
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第七章付論 前田利長入城前後の高岡城 |
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はじめに 第一節 新出史料の釈文と逐語訳 第二節 新出史料の内容と考察 おわりに |
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第八章 「慶長富山大火」をめぐる言説と実相 |
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はじめに 第一節 「慶長富山大火」をめぐる実相 第二節 「慶長富山大火」をめぐる言説 おわりに |
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第九章 近世城下町富山の成立と前田家権力 |
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はじめに 第一節 中世末期の富山城下町 第二節 近世前期の富山城下町 おわりに |
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第十章 前田利長菩提寺の創建過程 |
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はじめに 第一節 前田利常の瑞龍寺伽藍造営 第二節 前田綱利の瑞龍寺伽藍造営 おわりに |
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第十一章 前田利長菩提所の成立過程 |
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はじめに 第一節 前田利長没後の菩提所整備 第二節 前田利長三十三回忌以後の菩提所整備 おわりに |
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第十一章付論 前田利長菩提追善補考 |
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はじめに 第一節 前田利長十七回忌法会と三十三回忌法会 第二節 瑞龍院再興の着手時期 まとめにかえて |
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終章 越中の中近世移行期をめぐって |